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ミュージコロジー

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
Amazon.co.jpで確認
   前作『N・E・W・S』がインスト・アルバムだったから、歌モノのオリジナルとしては2002年の『レインボー・チルドレン』以来となる。その『レインボー……』はジャズ色の濃い作品だったが、僕個人としては久々に聴き込んだプリンスのアルバムだった。その後の来日公演で見せた素晴らしいステージからも、近年の彼の充実ぶりは十分に感じ取ることが出来ていた。とうぜんこの久々のメジャー配給盤への期待もかなり膨らんでいたが、これは予想を裏切らぬ充実した仕上がり。王道であるファンク路線に回帰したいかにもプリンスらしい曲が並び、アップからミディアム、バラードに至る変幻自在ぶりも含め、ワン&オンリーな個性でグイグイと聴き手を惹きこむ魔力は健在だ。(木村ユタカ)
魔法は終わらない。 ★★★★☆
「誰もが待ち望んだプリンス」のカタチで復帰してくれた殿下。
〈ミュージコロジー〉というのは「ミュージック」と「エコロジー」の合体造語みたいな、殿下の発案だそうで。
復帰とはいってもコンスタントに作品はリリースしてたんですが、つまり(このアルバムの)近作に聴ける、玄人嗜好的な作風から、
ソウル/ファンクで腰にクる、みたいなポップネス&グルーヴに。ハねてます。気持ち好いです。
コレです。
アウトキャストの大ヒットによる、(何度目かの)再評価の気運に貫禄(余裕?)で応えてみせた逸品(←受け売り)。
近年最高の充実作。お薦め。
安定の貴公子 ★★★★☆
またも大手とワンナイトスタンドの契約を交わしたP(プリンス)からの安心の一品である。[01]はBack To Basicという事
なのであろうか素晴らしいリズムトラックが全盛Hiphopを黙らす勢いだ。プリンスらしいキーボードによるホーンパート
が昔からのファンに対する挨拶か。[02]はこれまたPらしさ全開のタイトなファンクに嬉しくなる。抑えたベースライン
・ソリッドなスネアなど引き算の神による音の隙間で表すファンクネスのキレが実に気持ち良い。[04]は完全なパーティー
チューンだがベースレスでストイックさを見せる。鳴り物とタイミングを感じて揺れろという事か!Pはリスナーにも厳しい。
ホーンもピリピリしてJB'sファンクのようだ。(みっちりバンドを管理するという意味で二人は非常に似ている) [07]の甘い
香りを放つPは曲の構成・特徴の出たプレイを含めて往年と同じ輝きを見せる。[09]でのPはジャンルレスのアレンジ能力を
短い時間で実にサラリと見せつける。豊かに鳴るホーンセクションが彩りを添える[11]はストレートなボーカルと演奏が
聴き手に淡いブルースを感じさせる。総じてラジカルなアプローチの曲と既存のフォーマットに収まる曲が共存するマーケ
ティング的には正解の構成になっている。Pは成し遂げてきたし年も取ったので大人のアプローチとも思えるが、再度プリンス
を名乗る事にした以上は革新性と商業性を共存させる往年のマジックに磨きをかけてもう一度リスナーを驚かせて欲しいものだ。
何度目かの復活 ★★★★★
ソニー・ミュージックに移籍しての第1弾となる本作は大部分の曲がプリンスひとりによる多重録音となっています。しかも、生楽器中心の演奏で現代の音楽としては信じられないくらい音がスカスカです。しかし、その無音部分があるからこそひとつひとつの音が活きており、絶妙のファンク感覚を感じさせる作品となっているのです。

昔のヒット曲をサンプリングで使うなどの余裕も見せており、ようやく焦りのなくなったプリンスの姿を聴くことができ、安心しました。キャッチーなメロディという面では全盛期に及びませんが、今作はサウンドで勝負ということでしょう。今後の展開が楽しみです。

久々の一撃!!! ★★★★☆
現在の殿下の人生の充実を物語るような生命感あふれる各曲は、どんな邪魔が入ろうが皆にアピールできる素晴らしい楽曲が揃っています。

次の作品もポジティブな良い作品である事を願っています。

ふつうに聞こえるけど実は。 ★★★☆☆
最初聞いたときはふつうのポップスだと思ったのですが、ベースとドラムのリズム隊はかなり実験的な動きをしています。このなんといったらいいか、細かいリズムを複雑怪奇に組み合わせる手法は、新しいのか古いのか・・・カテゴライズ不能です。
今までのプリンスのアルバムの流れからすると、少しポップな方向へ戻ってきたかといった雰囲気ですが、聞き込めばそのエキセントリックな作りが実感できます。
ぜひライブでききたいです!