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ANSWER (幻冬舎ルチル文庫)

価格: ¥620
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎コミックス
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ぜひ続巻の文庫化も!! ★★★★☆
友人に勧められる迄、崎谷さんの作品はどうしても設定やキャラクターの性格が好きになれなかったのですが、
こちらはガツンと一発見事に食らいました。

ドラマCDをまず聴かせてもらって、森川帝王×鈴木千尋の見事な演技と、それから脚本・エピソードに
萠えに萠えまくり、「SUGGESTION」のドラマCDも聴き、これは新書判でも人気が高かったんだろうなと
思っていたところ、秦野幸生さんは、崎谷キャラクター投票でダントツ1位をキープする程の人でした。
私自身、年上・やもめの可愛い、でも芯が強い受けという男性と、美青年で仕事が出来る、でも
精神的に弱さを持つ攻めにモロに弱いので、この二人のカップリングはまさに理想の具現化。

関係の始まりが異常だったのにも関わらず、壮絶な過去により強くなった秦野さんの男らしさにより、
真柴と彼が平然と一緒にい続けるのに不徒然さを感じない。生活の匂いが流れる空気感も良い。
ただ与え、奪う間柄だった関係が少しずつ変化していく描写の丁寧さも素晴らしい。

崎谷作品では特出した逸品だと確信します。ぜひCDも聴いて堪能して頂きたいです。
大人な可愛い人 ★★★★★
ユキオと言うだけで真芝に強姦をされてしまう秦野さん。最初の印象は凄く鬼畜な真芝だと思いましたが話が進んでいくにつれ繊細で傷つきやすい人だと思いました。
秦野さんは優しくて大きな愛を持った人だと思いました。
最初の暴君ぶりだった真芝がだんだんと口調が柔らかになり寂しがりやな人だということが分かるとなんとなく笑えてきました。
心温まる優しいお話だったと思います。
続きが無いのが残念です。
傷つき苦しんだ2人がずーっと幸せであって欲しいです、
不器用な攻めの変化に引き込まれる ★★★★★
元々の文庫化される前の作品を読んだ事がなかったのですが、文庫化として再出版されるくらいなので
きっと面白いんだろうなあ、と思って購入したのですが、アタリでした。
攻めは大企業に勤めるエリートで生粋のゲイ(27歳)、受けはノーマルな童顔の保父さん(32歳)。
行きずりの上に、だまし討ちの陵辱から始まった関係ですが、攻めの意に反して、当初は抵抗していた受けは不自然なほどに、その関係を受け入れていきます。
逆に、抵抗され反発され続けると思っていた攻めは、すべてを達観したように柔軟に成り行きを受け入れていく受けに疑問を感じ始め、
自ら始めたにも関わらず、その関係自体に戸惑いを感じつつも、受けに感じる違和感に引きずられるように関係を断ち切れないでいる。

私も読み始めは、いくら柔軟な思考の持主で、適応能力が高くても、生粋のゲイでもないのに、
無理強いから始まった環境を受け入れ、「次はいつ?」と楽しみにしている様子もなく事務的な関係を続ける受けに疑問を持っていました。
しかし、攻めが、受けの過去を知ってから、環境が一変します。
なぜ、受けがそれほどまでに人生を達観していられるのか。自分の境遇を受け入れられるのか。
そして、それを知った攻めの感情の変化に、思わず泣いてしまう人も多いのではないでしょうか。
8年も前に書かれた本が、多くの人に「加筆修正しないでくれ」と言われてまで、
新たに文庫として再出版されるほどの支持を受けたのか、分かる気がします。

文庫化にあたって、後日談の「SABOTAGE」(同人誌より再録)と、「DISAGREEMENT」(個人サイト掲載分より再録)が収録されていますので、
過去出版されたノベルスをお持ちの方にも、楽しんで頂けるのではないかと思います。
続編となる「SUGGESTION」も今後、刊行予定とのことですので、そちらも楽しみです。
待望の文庫化ですっ ★★★★★
ノベルズの文庫化なので、本編に関してはほとんど手を加えていないそう。何回読んでもクライマックスのシーンで泣いてしまっていたので、手を加えてなかったことに感謝です。
エンディング後の2人と、ショートショートも読めたので、結構嬉しかったかな。
エッチで切ない ★★★★☆
通りすがりにぶつかり、そのまま立ち上がれないほど酔っている真芝を介抱しようとした秦野は、強姦まがいに彼に抱かれてしまう。
真芝は同棲の恋人、井川に裏切られた腹いせに、たまたま同じ名前だった秦野に八つ当たりをしたらしい。
その後も脅迫され、関係を迫られる秦野。
早く飽きてほしい、と思いながらも状況が変わらないことを受け入れあきらめて体を与える秦野に、真芝の気持ちは変化してきて……

ドラマCDから入り、ちょっと読んでみたくなった小説でした。
個人的には小説のほうがわかりやすかったです。
特に井川の悪役ぶりは、際立っていていっそ清清しかったです。
一見ひ弱でありがちな受けに見える秦野が状況を受け入れ、加害者である真芝にすら情を見せるようになっていく柔軟さを持っていることが何よりもの魅力でした。色っぽい。
また、そんな秦野を見ていらいらしている真芝もかわいらしかった。
彼が年下、というのもよかったです。
個人的には始めと最後の挨拶のような性描写よりも、中に挟まれている互いの心がすれ違うような切ないそれが好きでした。