ドラえもんをまた楽しむことができました。
★★★★★
私は子どもの頃ドラえもんが大好きで、何度も何度も読んでいました。でもこの本を読んで、違った見方からドラえもんを捉えることができ、読んでいてわくわくしました。
この本には漫画のあらすじが書かれているのですが、そのまとめ方がすごく上手で、そのあらすじを読むだけで、昔見た漫画を詳細に思い出しました。思わず笑ってしまい夫に不審がられたり、「あの日、あの時、あのダルマ」では泣いたり・・してしまいました。
そして当時は駄目な子供=のび太と思っていましたが、実は素晴らしく可能性を秘めた男の子だったことに気づきました。意外にも出来杉君はEQが低い問題児であることも判明!
ドラえもんが大好きな人ならとても楽しめる本です。読みやすくあっという間に読んでしまいました。
大好きなのび太の性格
★★★★☆
元々のび太のことは好きだったのですが、この本を読んでからもっと好きになりました!
私がのび太を好きな1番の理由は優しい性格。のび太メソッドと題してこの本にはのび太の性格や行動がマンガの話を題材にして詳しく触れられています。「自分から周りの人に思いやりを持って接する。それが毎日を楽しくする秘訣ではないでしょうか。」という言葉にも共感できました。秘密道具がなくたって、実践できることはたくさんあります。私も今のび太の心を目指して、日々勉強中です。
ドラえもん自己研鑽ロボット
★★★★★
やはりドラえもんはすごいと思いました。ドラえもんはのび太を甘やかしているのではなく、のび太の成長をまさに見守る役目を果たしていたというのを非常にあたたかいまなざしで描き出している本だとおもいました。
本当に大切なことは自分の夢をあきらめないこと、そして、チャレンジすること。
あたらしいこと、昔、眠らせた想いがまた生まるとおもいました。
推奨・「のび太流」
★★★★★
「のび太」と言えば、勉強も運動もできず、失敗ばかりしてママや先生に怒られているというイメージが瞬時に浮かぶ。しかし著者はのび太の行動を詳細に分析していくなかで、その性格や行動にこそ、現代社会における「夢の実現」に向けた大きなヒントがあると言う。その夢の実現へのヒントを見出していこうというのが、本書の趣旨である。
もちろん「漫画の世界と現実世界は違う」という批判はあってしかるべきだが、その点について、著者は第一章で「ドラえもん社会は現代の縮図である」と述べ、それがどのようなところに表れているかを具体的に説明している。もとより漫画はそういう性格を持つもので、そこに登場するキャラクターは一つあるいは二、三の性格を典型的に単純化した個性を持つというのも、ドラえもんに限らず数多くの漫画に見られる手法である。
ここで述べられている「のび太流」の生き方は、大きくいくつかのキーワードにまとめることができる。「失敗の繰り返しを恐れない」・「夢の叶え方は心の持ちよう」・「がんばりすぎる必要はない」というのが最も重要な点だと思われるが、たしかにこれらはやろうと思ってもなかなかできないものだ。
この本は、読者に対して「ぐうたら」になれと述べているのではない。むしろ物事に対して臆病になってはいけない、頑張ることが結果に繋がるという方向性を提示し、ただその度が過ぎるのは良くないと述べているのである。誰もが見たことのある漫画を糸口に、そうした現代社会の「生き方」を提示するこの本は、大きな意義を持っているといえるだろう。
しょせんフィクション……
★☆☆☆☆
ドラえもんファンだったので、「ドラえもんの育て方」と一緒に購入しました。でも、確かに横山教授の書かれていることには心が癒される感じがしましたが、ドラえもんの秘密道具の存在が前提となっているので、普段の生活に活かせるとは思いませんでした。「ドラえもんの育て方」の方が、ドラえもんののび太への接し方を中心に書いていて、使える!と思いました。横山教授には申し訳ありませんが、星一つとさせていただきます。すいません!