忘れられずいる
★★★★☆
江原さんが日本の聖地をめぐる神紀行の第五弾。ここでは関東・中部を紹介しています。まず関東編は,江原さんが幽体離脱によって導かれた
とゆう氷川神社に始まり,関東出身の江原さんが幼い頃から慣れ親しみ,青春を謳歌し,神主の修行を積み,結婚式を挙げたとゆう聖地がそれぞれ
紹介されていて,スピリチュアル・カウンセラー江原啓之の誕生の歴史に触れられます。行間からさまざまな葛藤がにじみ出ていて感動的な
ものを覚えますね。
そして中部編では,その圧倒的なパワーに感動したと絶賛されている戸隠(とがくし)神社に,諏訪湖を臨むように南北二つずつの神社で構成
された非常に珍しい形式を持つ諏訪大社などを紹介しています。
そのほか,円滑な人間関係を築くアドバイスに始まり,スピリチュアルな観点から見た家族との関係なども参考になります。また改めて聖地巡礼
に際しての心構えものっています。江原さんがとにかく念を押している部分は,有名なパワースポットをめぐるよりも自分が住んでいる土地の
神様を大切にすることがまず何よりということ。まあ急がば回れって表現はこの場合不適当だが,人間意外に身近なものを粗末にしがちですか
らね...それでは飛躍を望むべきもない。。
僕自身が住んでいる関東・中部!とても期待しておりました。
★★★★★
江原啓之さんの神紀行シリーズ。これは第5弾、になりますね。今までの、どちらかというと西日本方面が多かった中で、今回は僕自身も住んでいる関東周辺の神紀行。個人的にはとても嬉しい限りです。
本著を読んで「あっ、ここも…そうなんだ。」「ほうー、あそこもそうだったんだ。」ととても感慨深くページをくくっておりました。
ある事で昨年知り合いになりました方が頻繁に行かれている、かつ僕自身も前に勤めていた会社の関連でお付き合いのあった「浅草神社」がなんと本著に入ってります。更には母方の長野県にあります戸隠神社、ここはある意味幼少の時に家族揃って行くことが出来た思い出のある神社ですが、これも詳細に載っていました。
巻末に掲載されている訪問時のアドバイス、など最近友人のお母様が亡くなられたおり、何と神道形式だったのですが、そうしたスタンスにも以前の神紀行で江原さんがお書きになっていましたので、スムーズな対応が出来ました。
最近、スピリチュアルブームという事で、神社・仏閣を散策される方々が増えていると聞いておりますが、後始末(ゴミ等)の悪さで苦情も出ているとのこと。是非、身体・心(=魂)全て浄めて、お帰りの際も神社を清めて下さい。合掌。
追記として:イズムという言葉は「主義」でありますね。ですから、例えば80年前の学生さんが「コミュニズム」(=共産主義)に浸透したという経緯があります。今では「ヒューマニズム」(=人間主義、人道主義)などある訳で、これはその主義に賛同するためにその人の本を読みあさる、こういう事柄であり、宗教とは一線を画すものだ、と言う事柄には優れたレビュアーの方々でも気づいていただきたい、かように僕などは思って江原さんの本を推薦しております。