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ワイド版 街道をゆく〈29〉秋田県散歩、飛騨紀行

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 朝日新聞社
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歴史を生む土地 ★★★★☆
 初出は1986-87年の『週刊朝日』。
 29巻に収められているのは「秋田県散歩」と「飛騨紀行」の2篇。
 「秋田県散歩」の出来が良い。菅江真澄、安藤昌益、狩野享吉、内藤湖南など、秋田に関わる知識人が取り上げられ、なぜ、秋田で「知」が重んじられたかを探求していく。ひとりひとりの持つ魅力が最大限に引き出され、躍動感があった。
 「飛騨散歩」は、飛騨が歴史上、無視されてきた理由に迫っている。いまいちぱっとしない。
 いずれも、あえて有名でない土地を訪れたもの。しかし、結果は大きく分かれてしまったようだ。
あぁ、姉小路家って、こういうことだったのか! ★★★☆☆
PC版の信長の野望をやっていて気になっていたこと、それは飛騨の大名として存在している姉小路家。シナリオによっては三木家となっていたりするので、どんな歴史をもつ大名なのだろうか…と気になっていましたが、この本の「飛騨紀行」で姉小路家について数十頁に渡って触れられていたことに感動を覚えました。
街道をゆくを読むと、ちょっとした疑問や興味について、司馬遼太郎さんが解説してくれる。そういう楽しみがあるので、このシリーズは好きですね。もっとも、郷土愛を持っていることと歴史好きであることが前提にありますが…。