へぇー。指の値段って違うんだ・・・。
★★★★☆
「失楽園」や「愛の流刑地」などで知られる著者が
2004年〜2005年に雑誌に連載していたエッセイ47編が収められています。
そのときの時事ネタから感じたことをそのままズバリ、
「ここまで書いていいの?」と思うようなことまで書いてあってなかなかおもしろいです。
さすがこの著者だけあって、不倫や愛について男女間のエッセイが多いですが、
その他もなかなかおもしろくて楽しめました。
本のタイトルにもなってる「指の値段」というエッセイもへぇー。と思うような内容でした。