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零式戦闘機 (文春文庫 や 1-1)

価格: ¥660
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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零戦がいかに生まれたのか? ★★★☆☆
零戦の開発を技術者の視点からまとめた一冊です。著者はこの後に『零戦燃ゆ』という私的には大傑作の本を書いてますが、本書はその傑作の布石になった様な作品です。
零戦開発がどの様な経緯や歴史からなされたのかがよく分かります。そして、零戦を開発するために血のにじむような努力をした技術者の苦悩がありありと記載されてます。
技術者にはお勧めの一冊です
零戦にまつわるすべての歴史がわかります ★★★★☆
本書は名機零戦がどのような経緯で作成され、その間にどのような苦労があったのか、を詳細に調べ上げたノンフィクションです。

当時の日本の国力と技術力で、零戦のような一級品を作ることはひとつの奇跡である、と考えていましたが、その奇跡がどのようにして起こったのか、が本書を読むことによって理解できました。

戦争中に日本に物資が乏しかったとはいえ、戦時中の戦闘機が基本設計を変えず5年間も製造され続け、しかも最後まで一定の成果を上げていた、という事実はいかに零戦が優れた戦闘機であったのかを物語っています。その名機の歴史に興味がある方にはお勧めです。

天才 堀越二郎  ★★★★★
ノンフィクション作家柳田氏の扱うジャンルは多岐にわたるが、本書が一番のお奨めである。零戦設計の天才 堀越二郎氏の技術者の熱意に手に汗握るノンフィクションである。大東亜戦争での米国との物量の差は戦闘機の設計にも影響した。パワフルなエンジン搭載のグラマンに対して、軽量化のため翼に穴をあけてまでぎりぎりの設計の零戦。平均的な能力のパイロットが安全に操縦できる米国機に対して、燃料タンクの防御性は弱く、技量あるパイロットが乗りこなす零戦。戦争の間も続く戦闘機の開発のせめぎあい。

本書に興味を持たれた読者は柳田氏の零戦ものを続けて読まれるとよいだろう。