インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

春はあけぼの殺人事件 (講談社漫画文庫)

価格: ¥734
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
「レディーミツコ」は感動です ★★★★★
単行本未収録の表題作ということで購入しましたが、あさきゆめみしの反動か、大和和紀先生らしいコミカルな平安朝マンガになっています。

それよりも、うれしかったのは併録の「レディーミツコ」です。かれこれ25年前に読んだ作品ですが、今読んでも感動です。実話ですが、シリアスな「はいからさんが通る」といった感じで、少尉に似た伯爵や鬼島軍曹に似た家庭教師も出てきます。
最近、先生が実在の人物をモデルにした作品よりも面白いと思います。

何より大和和紀先生の王道ともいえる作品ではないでしょうか。
読んだことないかたは是非読んでいただきたい作品です。
楽しいことや美しいことでいっぱいにしましょうね ★★★★☆
ちょうど、源氏物語を漫画にした「あさきゆめみし」をかいているころに並行して描いたものらしく
 平安朝の女房装束や、調度品がきらびやかに描かれていてとても素敵です。
 主人公は清少納言、夫の則光とケンカしながら鬼騒動の真相を探る…という筋立て。
「鬼とかユーレイとか信じないタチ」
という平安時代としては異質な近代的な考え方をする様子がいかにも清少納言らしくて、愛嬌があって楽しめる漫画です。

夫婦で食事しながら会話をして、しまいにののしりあったりして、
実際にはありえないシーンなんですが、そういった場面がとても楽しい。


「悲しいことが多い世の中だけど、楽しいことだけを書き残したい」
と願う清少納言のつぶやきも、共感を誘うものでした。
はいからさん+あさきゆめみし!? ★★★★☆
中宮様のもとでキャリアウーマンとして、売れっ子エッセイストとして大活躍の
清少納言。宮廷セレブライフに夢中で、無粋な旦那様とはちょっとスキマ風が
吹いているけど、毎日楽しく元気にくらしている。しかし、ある日、中宮様の
後ろ盾だった藤原道隆様が亡くなり、新しい女御様をお迎えさせようという話が…
揺れ動く後宮で更に謎の殺人事件が! 中宮様のために、清少納言は、犯人探しに
乗り出すが…単行本未収録作品が文庫でいよいよ読めます!
ヒロインがアクティブでへこたれなくてちゃっかりしてて賢くて、というのは
「はいからさん」などの大和漫画の王道。女性が不自由だった時代に、活発に
探偵でも冒険でもこなしちゃう清少納言の活躍ぶりは、氷室冴子さんの
「なんてすてきにジャパネスク」みたいな痛快さがあってとても魅力的。
十二単や寝殿造りがしっかり描かれているあたりは「あさきゆめみし」の作者だけ
あって昔から画面が華やか!と改めてすごいと思いました。

同時収録は「レディーミツコ」。実在の女性をモデルにした、ヨーロッパの貴族に
とついで伯爵夫人として生きていく日本人女性の一代記。こちらはシリアス歴史ロマンとして
のめりこめます。