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二重螺旋 (キャラ文庫)

価格: ¥555
カテゴリ: 文庫
ブランド: 徳間書店
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クセのある文章 ★★★☆☆
他の方のレビューで独特の文章表現について言及されていましたが、
今まで本を読んで句読点が気になったことなど無く、今回も特に問題は無いと思って購入してみました。
結果、私には合いませんでした。文章が個性的過ぎると人を選ぶものだと初めて知りました。

例えば、
『今日は雲ひとつ無い青空で非常に気持ちの良い日だったので、私は町に買い物に出ることにした』
という文章があったとします。これをこの作者様風に書き換えるとこうなります。

『今日は。(句点+改行)
雲ひとつ無い青空で、非常に。気持ちのよい日だったので、私は。町に。買い物に、出ることにしたわけだが。』

変なところに句読点が極めて多く、しかもそれが連続常用。
一度気になるともうダメでした。気になって内容に集中できません。
ただ2巻以降は一巻よりもまだ読みやすい文体に変化してるそうなので、文章が苦手な場合は
一巻だけ飛ばして2巻から読むことも内容的には可能だそうです。
物語は明るく楽しいBOY'S LOVEではなく重くドロドロした雰囲気の昼メロ的作品。
こういう文体が気にならない人で、兄弟萌えがある人でしたら楽しめると思います。
気持ち悪い文章 ★★☆☆☆
正直、この作者の文章が嫌いです。
変なところでやたらと句読点を打つのが読んでいて非常に気持ち悪いのです。
ちょっと引用して説明しますが、

『不意に。ドアが。静かに……開いた。』
『たとえ、それが、背徳という名の――ー』
『もし、これが。篠宮家が――』

…といった風に「、」と「。」が多い。さらにつける場所もおかしいのです。
 接続詞のあとにいちいち「。」副詞のあとに「。」主語の区切れで「。」
 文節ごとに「。」ツケてんじゃないのかと疑ってしまうほど句読点のオンパレードです。
 この引用だけではあまり不快感を感じられないかもしれませんが、
 この作家さんは一事が万事こんな感じなので本当にうんざりしてしまいます。
 う〜んなんていうか…
 もっとビューンと速度だして走りたいんだけど、5メートル間隔に信号機があって、
 しかも赤信号ばかりでなかなか進まないーー!ムカつく!…というドライブみたいな。
 いちいち句読点にストップかけられてスムーズに読めないのが非常に苛立ちます。

 そしてもう1つ。
 『』での引用文が多い。
 いちいち頭の中で思っているセリフ『』で引用して心情や登場人物の性格を説明する。 
 これがまたうっとうしいのです。一言で言い換えることもできるでしょうに。
 こういう表現方法も確かにあるのでしょうけど、多用しすぎです。
 しかも効果的かといえば…ちょっと首をかしげてしまいます。

 とにかくこの作家さんは、かなり癖のある文章パターンをお持ちで、
 しかもそれをかなり多用してしまうのです。
 こんなことが気になってしまうのは私だけかもしれませんが…。
 気になる方にとっては非常に不愉快極まりないとおもうので、レビューしました。

 けれど、気にならないかたにとっては結構どうでも良いことです。 
 実際、わたしも内容に関しては面白いと思います。続きも読みましたし。
 ですがこのシリーズ以外この作家さんの本を手に取ろうとは思えません。

イタタタタ… ★★★★☆
品行方正で自慢の兄・雅紀、口達者で目の上のタンコブな姉・沙也加、我侭で自己中心的なクセに父や親戚に愛される弟・裕太に挟まれ、いまいち目立たない尚人。でも、そんな尚人を、雅紀だけが可愛がってくれた。
そんなごく普通の家庭を崩壊へ導いたのは、父の不倫だった。

壊れた母は雅紀を抱き、それを見た姉は家を出て行き、弟は引きこもりになった。そして母は死んだ。
…そんな境遇の中、雅紀と尚人の関係を一転させる事件が起きた。酔って帰ってきた雅紀を介抱していた尚人は、そのまま雅紀に強姦されてしまったのだ!!
それをきっかけに、雅紀は執拗に尚人を求めてきて…。弟を楯に取られた尚人は頷くしかなかった…。

完璧に血の繋がった兄×弟の禁断の物語。
無理やりHアリ(それのみか?)。救いはありません、ハイ。
暗いです。兄は鬼畜です。
自分の居場所を求めるために兄に依存しなければならない尚人が、ちょっと切ない。
時が前後するような話の作りになっているので、一気に読破することをおすすめします。…終わりは中途半端ですが。

禁断のインモラル家族ホラー ★★★★☆
 家æ-ã®æ-¥å¸¸ã‹ã‚‰ãªã«ã'なく始まるのだã'れど、どã"かアンバランスなものã‚'じわじわ感じさせてきます。æ-¥å¸¸ã¨å...±ã«èªžã‚‰ã‚Œå§‹ã‚ã‚‹å®¶æ-å†...での一人一人の在りæ-¹ãŒæ˜Žã‚‰ã‹ã«ãªã‚‹ãŸã³ã«ã€ãã®ãƒãƒ©ãƒ³ã‚¹ã®ã‚†ã‚ŒãŒå¤§ãããªã£ã¦ã‚†ãã€èª­ã‚"でるã"ちらの恐æ€-もあおられます。

 そã-て、父が抜ã'・・、妹が抜ã'・・、母が抜ã'・・じわじわ歌われる恐æ€-の数え歌。恐æ€-のæ-‹å¾‹ã«ã®ã£ã¦ã€æ½®ãŒæº€ã¡ã‚‹ã‚ˆã†ã«é•·å...„が禁忌ã‚'踏み越えてè¿'づいてくる予感とæ°-é...ã€‚次ç"·ãŒé•·å...„にあっã'なくっもå"çªã«è¸ã¿ã«ã˜ã‚‰ã‚Œã‚‹ãã®ç¦æ-­ã®çž¬é-"はあまりにも鮮烈で悲ã-いです。

 恐ろã-いã"とに、ã"の恐æ€-も悲ã-みもã"れから続くのです。次ç"·ã¯é€ƒã'å 'が無いのに、長å...„によってどã"までもどã"までもå-˜ãŒã•ã‚ŒãªãŒã‚‰ã€è¿½ã„詰められ、嬲られ、悶え苦ã-ã!‚€ãƒ»ãƒ»ãƒ»ã€ã"れはすã‚"ã"いホラー小説だと思います。あー、恐かった。
 

二重の禁忌。 ★★★★☆
 どこにでもある平凡な家庭。
頼りになる父、そして優しい母、篠宮の自慢な長兄の雅紀、勝ち気な姉の沙也、やんちゃな三男の裕太。
 そんな個性の強い兄弟のなかでは控えめ性格な為「沙也の弟」「裕太の兄」と呼ばれる次男の尚人。

 ある日、父の不倫をきっかけに家族はばらばらになっていく。そんなある晩、尚人は母の部屋から出て来る兄の雅紀をみてしまい・・・。
 母の死という更なる悲劇が、最後の歯止めがなくなり兄弟の関係が崩壊する。