eicherもこれ切るの断腸の想いだったでしょう
★★★★★
その位レベルの高い優れものです。
beirachがアップテンポなジャズを演奏して、
eicherの逆鱗に触れてECMリリース リーダー、サブすべて
廃盤にされて、日本ではリリースされているという
曰く付きの一枚。
これ最高です。elmも良いけどみんな良いです。
ピアノが鳴り止み、ベースとドラムのインタープレイ
もまた凄い。dejohnetteも若い。一打一打本気に
クリエイティブ。これを聞き逃す手はない。
三者のぶつかり合いと融合し合いが凄いです。
1979年作、新しいも古いもない。
ただクリエイティブな魂だけがある。
ピアノトリオ・ファン必聴 / 澄明感・リリシズムあふれる小品集
★★★★★
特に「ECM レーベル(CEO兼プロデューサー/マンフレッド・アイヒャー)とは、アコースティック・サウンドを美しく録音する」と、確かディジョネット(Dr)が語っていたのを稲岡氏の著書「ECMの真実」だったかで、読んだことがある。
その名の通り、本アルバムはまず、音質に深み・広がりがあり特に素晴らしい!力量ある芸術家が揃えば、当たり前かというと、見渡す限り、そうとも言える作品を探すのも困難な様である。エンジニアのヤン・エリックの陰ながらの力強いサポートも大きな役割を占めているのであろう。
オープニング「シー・プリーステス」ディジョネットが刻むパイステ社・フラットシンバル(今使用していないのが残念)に促されるように、情感たっぷりに歌い上げるバイラークのピアノの響きは絶品。
2曲目「ペンデュラム」ここでのデイジョネット(Dr)は、一拍半を基調にしたリズムで、正に、振り子になりきっているミディアムテンポの粋な作品。
4曲目「スノー・レパード」緩急つけられ柔軟性に富んだディジョネットのシャープなレガート及びソロはディジョネットのディジョネットたる所以であり、独擅場。作品中のクライマックスがここに感じられる。
ムラ-ツ(B)の重厚なベースも気品に満ちて、ディジョネットとの相性もぴったり。縦横無尽に駆け巡るリズム・セクションに嫌がおうにもバイラークは舞い上がる。
このあたり、稲岡氏「ECMの真実」を読みながら聴けば、よりECMが身近に感じられ面白さ倍加すること請け合い。
キース・ジャレット・スタンダーズトリオとは異なった興味深いアプローチに注目!
ピアノトリオ・ファンならずとも、オーディオマニアにも自信を持って薦めたい。
ECMの最高傑作のひとつ
★★★★★
久々に聴いてみたが、タイトル曲の研ぎ澄まされたタッチの凛々しさに感銘を受けました。他の曲も選りすぐり、ジャック・ディジョネットがいかにECMの人かということもよくわかります。