新たな敵は誰?清和くんが死んだら僕に判るはず、死体のない葬式は出さないよ。
★★★★★
龍&Dr.12冊目の新シリーズ。眞鍋組の取扱注意の人間魚雷が核弾頭に格上げに?
ダントツ取扱注意の人間魚雷が爆発した時、氷川がとった行動とは「眞鍋組をつぶすつもりか?」と祐にせめられる組長代行襲名でした。
のんびりほのぼのムードから一変、清和の死が告げられた時、氷川が全く動じないところが揺るぎが無くて引き込まれます。日数にすると清和の台湾出張の2日前から、出発から6日後までのお話です。登場人物はサメの舎弟が多く出てきます。次回作が待ちきれないほど面白いです。
満足!続編を待つ!
★★★★★
いったい何処にいくのだろう?と不安になるが、気づくとちゃんと一本道に誘導されている感じはさすが。
かっこいい氷川先生には惚れ直し、姑とのくだりには思わず涙した。
先生とエビの対面にも満足。こうなると次は清和くんと皇太子の対面も望んでしまうのは人情か。
グローバル(?)な活躍をする真鍋組の今後にも期待。末永く続いてほしいシリーズだと思います。
新章スタート
★★★★★
シリーズ12作目。眞鍋組の新たな抗争の始まり。講談社ホワイトハートのHPに本作の導入部分のショートストーリーが掲載されている。(第一作は『龍の初恋、Dr.の受諾』)
実のところ新刊を手にするたびに、はらはらどきどきする。樹生さんの話の行方が読めなくて。それでも全体を通してみれば、思わぬエピソードが後から関連してくることが多い。今回は前作の番外編が大きく使われていた。これまでのエピソードの反復を織り交ぜつつ、大事なことは次作にひっぱらず、次がどうなるか予想がつかないという仕事ぶり。まさか彼らがコスプレするとは思わなかった(笑)。緊急時の氷川先生はいつだってかっこいい。できるだけ早く続編を出してくださいね。