小学生が読みやすい小松左京と思えないSF短編
★★★★★
日本沈没など、日本SF界の重鎮、小松左京が書く子供向けSF
小松左京とは思えないぐらい、子供向きのSFです。
構成は、ほぼ11ページに1編、挿絵が1ページ
と12ページで構成された短編が25編載っています。
子供向けに書かれていますが、そこは小松左京、
深く考えさせられる内容で意外と大人でも楽しく
いわゆる「こどもだまし」の本ではありません。
もともとは新聞の日曜版に連載されていたものを
文庫化したと見えて、25編の中には苦し紛れの
ものもありますが、未来が見える装置で、あまりにも
未来が見渡せることに嫌気がさし、もらった装置を
捨ててしまう短編など含蓄が豊富だなぁと
大人になったいま読んでみて思いました。
挿絵もちょっと不思議な挿絵で、巻末のプロフィールを
見てなるほどと思いました。
手元の本は2002年時点で53版!と多くの人に
読み継がれています。ぜひ子供にも面白いこの本を
手に取ってみてください。おすすめです。
夢中で読んだ
★★★★☆
小学校の時、本屋で何を買おうか悩んでいたら普段本について
あまり語らない父からこれは面白いからとすすめられた一冊。
SFに興味のなかった当時の私は、しばらく手をつけなかったのだが、
一回読み始めるとあっという間に最後まで読んでしまった。
一つ一つが短くて、時々ゾクッとする話もあり、おススメです♪
宇宙人のしゅくだいは読者に与えられたしゅくだいだと思います
★★★★★
宇宙人のしゅくだいは読者全員に与えられたしゅくだいだと思います。
しゅくだいとは何かは、読めばわかります。
男の子を本好きにさせる!
★★★★☆
我が家の小2の息子を何とか読書好きにさせようと選んだのがこの本。タイトルを見るなり「面白そう!宇宙人の宿題って何だろう?」と自分から読み始めた。テレビゲームが流行り腰を落ち着かせて読書するのが苦手な現代っ子には、ショートショートのSFがおすすめか。次は星新一あたりを読ませてみよう。