大好きだった本
★★★★★
遥か昔、読書嫌いの子供だったけど、楽しくて一気に読んだ本です。
小3の娘にも読んでもらいたくて新装版を買いました。
寝る間も惜しんで夢中で読んでいました。
本が好きな子はもちろん、嫌いな子にもお勧めです。
今回背表紙で「千と千尋・・・」に影響を与えた事を知り、あの映画を観るたびにこの本を思い出す理由が分かって納得がいきました。
子どもに戻って行ってみたい
★★★★★
「千と千尋の神隠し」に影響を与えたと聞いたので読んでみたのですが、もっとさわやかな感じです。登場人物みんなが少しへんてこだけど、とってもかわいくてあったかい。自分が子どもだったら、絶対リナになって行ってみたいと思えるお話です。子どもから大人まで楽しめます。
千と千尋の…
★★★★★
本書は『千と千尋の神隠し』に大きな影響を与えた作品だそうで、随所にそれがうかがえました。しかし、原作―実際に原作ではありませんが―というほどのものではなく、一つの作品としてもとても素晴らしい魅力を持っていると思います。
日本の児童文学の中でもファンタジーに類するものは少なく、欧米諸国と比較しても劣っているのが現状ですが、本書はそんな日本ファンタジーの中では、いや欧米諸国のものと比べてもとてもレベルが高く、多くの教訓に富んでました。
本書は改訂版ということで、ふさわしくない表現や、挿絵―ジブリとの間にいざこざがあったそうです―が新たになっています。そういった意味でも、長く、広く読まれるだけの価値のある作品だという証拠となるのではないでしょうか。
働くことの意味
霧のむこうのふしぎな町の少女にとっての価値
コミュニケーションを学ぶこと
様々な教訓・示唆に富んだ作品であり、読者によって印象は様々でしょう。だからこそ、『千と千尋の神隠し』の謎に対する見解も様々であり、この作品を通して宮崎監督が本書へ言いたかったことが映画という一つの芸術のかたちをとって述べられているのだと思います。
子どもも大人も、年代を問わず読んでほしい一冊です。
通りの名前が…
★★★★☆
子供の頃大好きで何度も読んでいました。
新装版はきちがい通りじゃないんですね、通りの名前がちょっと変わっただけなのに別の場所みたいで残念です。
絵がなぁ・・・
★★★★☆
初めて読んだのは、十歳くらいかなぁ。とにかく面白くて、なんども繰り返しました。リナと同じピエロの傘が欲しくて・・・あれば霧の谷に行けそうで大人になっても忘れられなくて探しました。物語はやっぱり最高!!でも、なん
で大きさ、作り、そして絵が違い過ぎる・・・昔の絵の方がいいです!
新たに読むファンタジーファンには、絶対おすすめ!読書感想文なんかにもいいかも。先生にも、なつかしい一冊では?
飛行機雲の向こう側
★★★★☆
小学6年のリナは、地図を頼りに1人で“霧の谷”へ向かいます。森を抜け、霧が晴れたあとリナが見たのは、綺麗で、しかし風変わりな街でした。背景となる場面ごとの細かい描写と、出会う人物が魅力的です。読んでいてわくわくする楽しい話で、かつ爽やかです。自分も行ってみたいと強く思いました。
すみっこ書店
★★★★★
めちゃくちゃ通りの住人たちがとても個性的、そしてとても良い人たちです。素敵な日本のファンタジーです。
おせちシスターズ
★★★★★
子供のときこんな風なひと夏を過ごしたいと思いました
中・高学年の女の子に最適ではないでしょうか
すずらん書房
★★★★★
こちらは 柏葉幸子さん長編ファンタジー1作目。リナはおまわりさんの地図をたよりに「霧の谷」へ向かいます。森にたちこめた霧が晴れると同時に見たものは まるで 外国へでも来たような小さな町でした。作者の柏葉幸子さんは 実にていねいに場面を描写されていますので まるでそこに自分も存在しているような感じさえしてしまいます。さあ リナと一緒に《気ちがい通り》を楽しみましょう。
食べるをまなぶ
★★★★☆
初めて読んだとき、日本を舞台にしてもファンタジーが成り立つことに驚いたものです。
夏休みに霧の谷に行くことになったリナ。霧の谷はちょっとふしぎな人が住んでいる町だったのです…。
私が初めて読んだときは講談社文庫版しかなかったのですが、青い鳥文庫でも出版されたので、小学生でも読みやすくなっています。
たけうち書房
★★★☆☆
心躍る夏休み。6年生のリナは一人で旅に出た。霧の谷の森を抜け、霧が晴れた後、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、きれいでどこか風変わりな町が現れた。リナが出会った、めちゃくちゃ通りに住んでいる、へんてこりんな人々との交流が、みずみずしく描かれる。『千と千尋の神隠し』に影響を与えた、ファンタジー永遠の名作。小学中級から。
まがたま堂
★★★★★
この作品は30年くらい読みつがれた本です。おもしろいのでぜひ読んでみてください。るびー