残念なのは、Wikiのインストール方法までも網羅しているがために「技術本」として分類され、本当にWikiを必要としている場所に届きにくいという点だ。
本当に必要としている場所というのは、「じょーほーきょーゆー」だの「なれっじまねーじめんと」だの、意味もよく分からず連呼している"オエライサン"たちの居る場所のこと。願わくば、「III.可能性の想像」を別冊子にして、これを読め!とばかりに彼らに配ってやりたい。本当に。
「本物のコラボレーションツール」を探しているのならば、是非とも読むべき本である。よくある「見当違いの反論」をいとも簡単に蹴散らしてくれるぞ。