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NHKスペシャル チベット死者の書 [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
Amazon.co.jpで確認
同じ仏教国として ★★★★☆
自然と人。流れていく時間の中での素朴な営み。

チベットは、インドの後期密教が、その地に伝えられ総合仏教国として成り立ってきた。 日本も、大乗仏教が栄え密教経典も、伝統的に言えば金剛頂経まで導入されている。 しかし高度経済成長のもたらした物質の消費社会によって、精神的価値観が、忘れられてきてしまっている。 そういった意味じゃこの映像はとても貴重だし、奥底で共通する記憶を思い出すためにも見る事をおすすめする。

自然と人。流れていく時間の中での素朴な営み。
復活した埋蔵経 ★★★★★
1993年当時、近しい人を亡くし自分自身も健康を害して「死」を強く意識した時期に、偶然NHKで見たこの番組は大きな衝撃でした。すぐに入手可能な「死者の書」を片っ端から読みあさりましたが、間もなく本作がビデオで2部とも発売となり、迷わず購入し何度も視ました。この作品は「死」を通じて、今ある自分の「命」をどう生きるかを考えさせてくれ、人生観を大きく変えた作品です。ビデオテープの傷みが酷くて視れなくなって10年余りが経過した今、DVDでの再販を知り即購入しました。

DVD化された今回は、当時の作品では編集され要所に挟まれていたダライ・ラマのインタビューが全て収録されています。これがまた大きな収穫でした。ダライ・ラマは「死者の書」を通じて問われる様々な質問に対して、チベット仏教の宗派間での解釈の違いも含めて極めて明快に答えていきます。更に命の根源から宇宙の根源にまで遡り、輪廻転生の意味を説いています。

人によって信仰に違いはあっても、命あるものとしてこの世に生まれ、やがて死を迎えるという条件は同じ。多くの方々に一度はご覧になって頂きたい作品です。
ダライ・ラマ14世のロングインタヴュー ★★★★☆
「バルドゥ・トェ・ドル」(チベット死者の書)は仏教における輪廻の考えに基づく、死に方の手引書となっている。

特典映像として1993年2月に記録した、ダライ・ラマ14世のロングインタヴューが付録されている。
最後の「日本人に向けてメッセージ」の部分を抜粋する。
 
 
幸せな人間となり、良い人生を送りたいと望むなら、善き心を培う必要があると人々に説いています。
宗教を信じていようといまいと関係ありません。
人類家族の一員である限り、温かい心をもった善き人間であるべきなのです。
そうすれば、あなた自身もっと幸せになり、心は安らぎ、
自ずと友好的で調和的な雰囲気が醸し出され、
家族だけでなく、近所の人、犬や猫、鳥などペットにまで優しくなれるでしょう。

テクノロジーや科学と心の安らぎが、手を携えたならば21世紀はもっと幸せで輝かしく、
友愛と安らぎに満ちたものになるでしょう。
物質的進歩と内面の精神的進歩は手を携えていくべきと、私は考えています、
これぞ将来への希望です。
日本の友人たちは、この面で貢献できる可能性をもっています、
すでに科学技術や経済力など物質的には恵まれています、
こうした素晴らしさに加え、さらに善き心を備え、自己鍛錬をつめば、
スキャンダルも汚職も、もっと減るでしょう(笑)
 
 
映像では外国人向けに不慣れな英語で話し、よく笑い、割とそこらへんにいそうなオジサンという印象をうけた。
上記の抜粋部には深く共感した。
一見の価値あり ★★★★☆
この夏に公開されていたチベットの映画を見て興味を持ち、DVDを購入したのですが昔にうっすら見た記憶がありましたが改めてみると奥深さに心が打たれました。物語調になっているのですっと入ってくると思います。
チベット「死者の書」のドキュメンタリー ★★★★☆
チベット仏教が現在も息づく、パキスタンと中国との国境付近に
ある、インド北部の村のお話で、ここでは僧侶が、死者に対して、
枕元で「死者の書」と言われる経を49日の間、読み聞かせる。
人(とすべての生命)の意識の流れは途切れることなく、
死後49日後にはまた何らかの生命に転生するという。

拝見して感じたことは、確かに魂は不滅だが、
きっちりと、死後49日後に、すべての生命が
他の何らかの生命に転生するというのは真実ではないと思う。
確かに転生はするのだが、それは49日ときっかり決まっているわけではない。
詳しくは未熟者の私にもまだわからないのだが、
どうやら死に方にも関係すると思っているが、
自然死で天寿を全うした場合、人の転生はだいたい
1000年に一度であると見える。
(ただし、リンポチェのような活佛の場合、衆生済度のために
すぐに現世に転生することは有り得ると思う)
それに、人が死んだ場合、身内の守護霊としてその人を守ることが
多い。
これが、先祖供養(感謝)が必要でかつ有効な理由であるが、
例えば西洋の人たちが先祖供養をするのかどうか私は知らない。
その辺が人類共通の営みなのか知りたい気がする。

その辺りの詳細を、例えばダライ・ラマに尋ねてみたい気がする。

兎にも角にも、三カ国共同制作だが、
このようなテーマで番組を制作したNHKを評価したい。
日本人の教養というか「智」を支えているのは、この国では
本当に唯一NHKだけである。