平凡だけどそれがいい('ω`)
★★★★★
『絶対最強の恋のうた 』というタイトルに惹かれて買ってみました。
最強というからにはものすごい恋愛の話なのかなと思っていましたが最強というよりかは平凡なよくある日常の恋愛でした。
でも平凡だからこそわかるわかると小説にすっと感情移入できたし共感できる部分もありよかったと思います!!
それに登場人物も面白いキャラだし読んでいて、この登場人物はこんな人なのかなとか頭でつい想像してしまいました!!面白い登場人物も見所の一つです。
何度も読みたくなる一冊でした。
心地いい感じ
★★★★★
ゆっくり進んでいくこの恋がとても好きです。
「特別な恋愛」っていうわけでもなくて、でも
「普通の恋愛」って言葉だけじゃもったいない二人を
中村さんは爽やかに素敵にかいてくれました。
なんか気持ちのいい感じ
★★★★☆
読んでいて、ドロドロしているわけでなく、しつこいわけでなく、とても読みやすい作品でした。ここからというところで終っていたので、続編があればなぁと思いましたね。ピュアな感じの作品で満足でした。
忘れてしまった若さかな
★★☆☆☆
「自分だったら…」、この主人公にはなれないけど、主人公の友人にはなれそうな気がします。毎週鍋(夏もか?)を囲んで集い、酒と理想に酔いしれ、富士山の高さに現実を知る、もっと彼らの先を読みたかったです。
誰でも書けそうで、でも中村航にしか書けない作品
★★★★☆
よくあるボーイミーツガールな話です。下手な作家が書くと内容もべたべたで、登場人物も典型的な人物像になってしまいます。
それをここまで愛しい話に書ける才能はさすが中村航です。
男女両方の視点で描く構成、登場人物達の描き方(坂本君、木戸さん最高)、小物の使い方(鍋の魚肉ソーセージや、水族館のハリセンボンやマンボウ)、
細部をおろそかにしない丁寧な文体、どれをとっても上手いなーと思います。
何回でも読みたくなるような1冊です。