二段構成なのを理解して活用すればGood !!
★★★★★
本書は、二段構成になっていて、後半(P77以降)は体の部位ごとのストレッチ法が百科事典のように網羅されています。一方、前半は、「手首の痛み対策プログラム」という風に、目的ごとにプログラムを定義します。プログラムは必要に応じて、「準備の動き」、「ストレッチ」、「身体のつながり」というユニットを取捨選択する形で構成されます。そして、そのユニットに後半のストレッチ法が必要数だけ索引されます。せっかちな人には「何故、あちらこちらに跳ぶんだ」と思われるかもしれません。が、むしろ、後半をじっくり実践してみて、その後にプログラムに戻る、と考えるのが適切かと思います。実際、写真も含めて豊富な情報量を誇っています。
見るのが面倒
★★☆☆☆
読むときに困ります。
肩のストレッチ一つをとってもページがものすごく飛んで、例えば1ページ目で肩の伸ばしをやったかと思えば10ページ目に肩のストレッチが具体的に書いてあって、そのあとに20ページ目の呼吸法に飛んで・・・・・・めまぐるしくページをめくらなくてはいけなくて、見るのが面倒です。
なぜひとつの項目でくくれなかったのでしょうか。1ページに写真が何個もあり、それも混乱のもとです。ものすごくわかりにくい。
初心者の方、あるいは指導者の方にとっての贈り物のような良書です。
★★★★★
からだが硬くて何かしたいけど何をしたらいいのかわからない、とお思いの初心者の方、
あるいは、もうストレッチについては全て分かっている(はず?)とお思いの指導者の方に
お薦めします。
ストレッチに関する情報は既に多く出回っていますが、一般的には、伸ばす部位を指示して
「ハイ、ここを伸ばして…」というものでした。これですと、見た目だけは同じつもりになっ
てはいても、内心(本当にこれでいいのだろうか…?)という不安が残り、いま一つ集中でき
ずにいつの間にかやめてしまっていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし本書を参考にストレッチされると、『ああ、これがそうなのか…!』という爽やかな
満足感と、深い充実感があなたを訪れることでしょう。
本書にしかないその特徴とは、全身まるごとを捉えた【身体のつながり】を重視したこと。
そしてその秘密は、重力と調和したからだづくりを目指すロルフィングとロルフムーブメント
とにありました。
初心者の方にとっては、豊富な写真と図解でわかりやすく、たのしく始められます。
特に第2章 [目的・シーン別ストレッチプログラム]では、例えば
{時間帯別ストレッチで毎日をもっと快適に}の中に
「夜、お風呂上がりに1日の疲れと緊張をとる」と題して7つのプログラムが紹介され、
{気になる痛みを和らげる}には腰・ひざ・手首・骨盤に応じたプログラムがあります。
他にも{仕事疲れ}(肩こり対策)他、{女性の悩み}(冷え性対策)他、{バランス改善}、
{体勢別}など多数用意され、まるで自分の悩み一つ一つに先生方が丁寧に答えて下さって
いるようでとても嬉しい内容になっています。
また指導者の方にとっては、さりげなく溶け込んでいるロルフィングとロルフムーブメント
のエッセンスが新しい観点を提供しており、クライアントの方の詰まっている部位が浮かび上
がって見えるようになったり、言葉かけや意識の向けさせ方などがより洗練されるなど、すぐ
に役立つヒントが満載です。
お二人の著者はともに米国ロルフ研究所の課程を修了され、またそれぞれに、コロラド大学
のダンス学部を卒業されたダンサーであったり、現役のスカッシュ選手であったりというバッ
クグラウンドを持ちながら、国内でも東京・鎌倉・名古屋等を拠点に全国を駆け巡っておられ
ます。
こんなに超多忙でチャーミングでフレンドリーなお二人の個人セッションが、いつでも
あなたの必要な時に受けられるとしたら…?
そんなあなたの夢が、この本を購入することで叶います。
そしていつか直接お会いする日が来たら、しっかりサインをおねだりしましょう!
お二人とも、それはもう喜んでサインして下さいますよ♪