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社会科学系大学院生のための研究の進め方―修士・博士論文を書くまえに

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 同文舘出版
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研究の心構え ★★★★☆
社会科学系大学院生に向けて書かれた修士・博士論文を書く前の考え方を問う一冊です。

研究の集大成となる修士 ・博士論文のプロセスを詳細に描いています。論文に持ちうるべき手法と技術について例を用いて説明しており、核の構築へと導く内容となっております。


社会科学系大学院生には必読の内容となっています。
初めて研究する人、研究計画書を書く人にはおすすめの一冊 ★★★★☆
一般的な研究の流れ、研究手法、論文作成の留意点を示してくれる。

以下、文中より参考になったポイントをいくつか:
・研究領域を決めるにあたり重要なことは、その研究領域に対して関心があるか、情熱を持って取り組めるか
・リサーチ・クエスチョンの数は3〜5
・「ケース・スタディが望ましい研究戦術であるのは、どのように、あるいはなぜという問題が検討される場合、研究者が事象をほとんど統制できない場合、そして実社会という文脈のなかで現在の現象に焦点が置かれる場合です。」
・「博士論文を書く際には、〜従来の知識体系に対して「何らかの意味のある貢献をしたか」という点が問われます。」
・リサーチ・クエスチョン設定の留意点;
(1)明確に記述されているか
(2)検証が可能な形になっているか(仮説を立てやすい形になっているか)
(3)数が多すぎないか

全く初めて研究を行う人や、執筆中の論文に漏れがないか確認したい人が参考にするには良い入門書である。しかし、やはり良い「問い」の見つけ方までは示してくれない。
マスターもドクターも社会人の方も是非! ★★★★☆
研究の進め方や方法に関する本はたくさん出ていますが、簡単に読めて
論文作成までの全体の流れがわかる本は少ないと思います。短時間で
読める分量と内容ですし。

テーマを決めるためのヒントがほしいという方、調査方法をどうしようか
悩んでいる方には少し物足りないかもしれません。そういう人のために、
「さらに学びたいための人の書籍紹介」もありがたいです。

値段も同類の本に比べればやすいですし、これから論文を書こうとする人も
書き始めている人も一読の価値ありです。
まさしく論文を書く前に。 ★★★★★
本書は、論文を書くまえ、もっといえば、テーマを決める前で論文を書こうと決めた直後くらいに読むのが良いと思う。論文が他の文章、例えばエッセイなどと大きく違うのは、「これまでの当該領域の知の体系には存在しなかった新しい知見」と、「それを導きだした、あるいは発見できたプロセスあるいは手法」の二つが銘記されていることだろう。更にいえば、上記の新しい知見が、既存の古い知見に対して順接なのか、逆説なのかを、既存の知見を示しつつ明示することも必要である。そしてこの際、引用の作法にも気をつけなくてはならない。

と、色々なことを気付くにはよい本。
学部生にも読める ★★★★☆
院生というよりは、社会科学初心者に役に立つ本だと思います。前書きにあるとおり、日本の社会科学系大学の教授というのは叩き上げのメーカーOBが多かったりして、話を聞く分にはいいけど、いざ研究をとなると自然科学のような整った研究手法がなく、教授にもアカデミックな知識がなく、何の指標も立てられず半端な研究結果になっているのが現状です。この本は、そんな私も含めた迷える小羊たちに一筋の光明をもたらしてくる本だと思います。ただ原著をだいぶ取捨選択してあり、社会科学らしい軽さを感じる内容で、この軽さをいかに払拭するか、もう少し深い内容があってもいいと思ったので星4つです。