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ザ・シャドウ・ドゥ

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
Amazon.co.jpで確認
名門プレスティッジ・レーベルが70年にスタートさせた「10000番台」は,近年,クラブ系DJからの評価を受けてあらためてその魅力が見直されているが,ゲイリー・バーツ75年録音の本作もその一つ。サックスを吹き歌もうたうバーツが繰り出すファンキーでキャッチーなサウンドは,クラブのフロアを踊らせるだけでなく,「正統派」のジャズ・ファンの心も体も揺さぶるはず。(Swing Journal 2009年12月号)
マイルス軍団 ★★★★★
バーツ始め、レジー・ルーカス、マイケル・ヘンダーソン、エムトゥーメ、マイルスの元でディープなジャズファンクを演奏していたメンバーたちだ。だが、リーダーがゲイリー・バーツだとこういう音になる。リーダー不在の中で、若いメンバーたちはきっとここに記録されたような音楽が演りたかったのだろうな。この中には、この後マイルスの音楽を継承したものはいない。後にMtumeを結成したメンバーが顔をそろえているが、Mtumeがマイルス的な音ではなく、後にポップ路線となり成功したことから考えれば、ここで繰り広げられる音楽はその原点とも言える。当時の先端を走っていた若い黒人達の指向性を反映している。ブルーノート後期のドナルド・バードの音楽などに近い感じだが、皆若いのでフレッシュな感じが良い。また、基本的にはソリストがバーツだけなので、バーツのサックスがたっぷり聴ける。音的にはポップなジャズファンクと言えば良いのだろうか。
GARY BARTZ節、炸裂! ★★★★★
今からちょうど十年ぐらい前だろうか?ビクターから「DJ’S CHOIES」シリーズというの
が出ていた。 当時の日本を代表するCLUB DJ達が推選したJAZZ GROOVE盤を一堂に
介し、CD化した中の一枚がこれである。 この他にもRASTY BRYANTの「FIRE EATER」、
PUCHO & THE LATIN SOUL BROTHERSの「TOUCH!」、CAL TJADER「TJADER」
など珠玉の作品が目白押しだったのだが、今となっては手に入らない物ばかり。 その
殆どが生産中止もしくは廃盤扱いなのだろう。 が、奇跡的に今でもこの「SHADOW
DO!」だけは手に入る! これを逃す手はない!!

ネタ盤として世のDJ連中の間では有名らしいが(A TRIBE CALLED QUESTの
「BUTTER」でもこのアルバムの4曲目「GENTLE SMILES」が使用されている)、ネタ
だけではなく普通に鑑賞用としても持って来いのアルバムだ。 BARTZならではの爽快感
溢れるBLOW! 聴いていて非常に気持ちがいい。 相変わらずの「美声」も披露してい、
これがまた尚の事軽快感を増している。 SAXも巧けりゃ、歌も巧い! まったく抜け目
のない男だ。

自身としてはこのアルバム「ジャケ買い」したのだが(実にいいセンスだと思う)、中身も
負けず劣らず素晴らしい内容だ。 緩急自在、収録の全8曲がまるで「物語」のように
語りかけてくる。 それも「ゆったり」ではなく「爽快且つ軽快」に! 私達聴衆は圧倒
されんばかり! 切れのいい1曲目「WINDING ROADS」から次の「MOTHER NATURE」
に入って行く感じなど実にイイ! 是非、皆に一聴して頂きたいアルバムだ。 BARTZの
SAXに酔いしれてみては如何か?

マイルス音痴なもので(^^; ★★★★☆
G.バーツ(as、ss、synth、vo)のファン(というかレア・グルーヴの好きな方)には人気が高いと言われている'75年作品。
本作を始め、”ミュージック・イズ・マイ・サンクチュアリ”などでも作品色(このグルーヴィさ)を演出したマイゼル兄弟のプロデュースは、好きな人にはたまらない音のはずです(^^;
同時期、同じようにプロデュースしていたD.バード作品に比べると、G.バーツがサックス奏者ということもあり、より柔らかなノリを堪能できると思います(無論、私はD.バード作品も大好きです)。
ジャズ・ファンには鼻で笑われるかも知れませんが、M.デイヴィス音痴の私には、”G.バーツが参加したマイルス作品”よりも本作の方が愛着が湧きます。
前半のレア・グルーヴの王道を行くような音も、後半に聴くことができる[6]、[9]辺りのファンクっぽさをたたえた音もいい感じです。
スピリチュアル・ジャズに上手く濃厚なグルーヴを与えると、こんなに”ゆれる音楽になります”というお手本のような作品ですね。