ネタ盤として世のDJ連中の間では有名らしいが(A TRIBE CALLED QUESTの
「BUTTER」でもこのアルバムの4曲目「GENTLE SMILES」が使用されている)、ネタ
だけではなく普通に鑑賞用としても持って来いのアルバムだ。 BARTZならではの爽快感
溢れるBLOW! 聴いていて非常に気持ちがいい。 相変わらずの「美声」も披露してい、
これがまた尚の事軽快感を増している。 SAXも巧けりゃ、歌も巧い! まったく抜け目
のない男だ。
自身としてはこのアルバム「ジャケ買い」したのだが(実にいいセンスだと思う)、中身も
負けず劣らず素晴らしい内容だ。 緩急自在、収録の全8曲がまるで「物語」のように
語りかけてくる。 それも「ゆったり」ではなく「爽快且つ軽快」に! 私達聴衆は圧倒
されんばかり! 切れのいい1曲目「WINDING ROADS」から次の「MOTHER NATURE」
に入って行く感じなど実にイイ! 是非、皆に一聴して頂きたいアルバムだ。 BARTZの
SAXに酔いしれてみては如何か?