「詩」というのがキーワードになっています。朔太郎なんかも絡んできています。芥川の晩年は、彼の「詩」と読んでいるのが理解できないと何も分からないと思われます。日本の「詩」の歴史を知るためには必読だと思います。それに後期印象派絵画と文学との比較が多いので、少なくともゴッホとセザンヌは観ておいた方がいいと思います。