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焚火の終わり(上) (集英社文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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鳥取舞台の哀愁物語 ★★★★★
宮本さんらしい、哀愁に満ちた作品。
とても限られた地域の限られた人間関係の中で展開される
不思議な物語は、近親相姦の問題も取り組んでいる。

鳥取、大阪、京都を舞台に地域色を出しながら展開する
物語は、とても記憶に残ります。

宮本さん作品の中でもかなり大人な物語。
謎の連続にちょっと歯がゆくイライラ。 ★★★★☆
初めて読んだ宮本 輝でしたが、
近親相姦という重いテーマなのに主人公達がサバサバしてたせいか不快感なく最後までぐいぐい引き込まれ、一気に読めました。
謎、謎、謎の連続にちょっと歯がゆくイライラ...
北海道キャンプ場での一夜の場面が特に印象的でした。

あらゆる性癖の人達のドラマも感慨深かったです。
でも、想像してたほど切なくはなかったです。
質の高いミステリーとして読んでしまった上巻 ★★★★☆
大阪で育ち、現在も大阪に住む34才の町田茂樹。島根で育ち、現在は京都に住む27才の須川美花。二人は異母兄妹だと思っていたのだが…。唯一の肉親であった美花の祖母が亡くなって、二人は真実を探りはじめる。他界した茂樹の母が書き残した「許すという刑罰」と言う謎の言葉や、赤ん坊の美花を抱く顔の部分だけがくりぬかれた男の写真など、魅力的なアイテムの登場で、作品の中にぐいぐいと引き込まれていく。そして、質の高いミステリーとして上巻を読み終える。
(下巻のレビューに続く)
運命というものを信じようと思いました ★★★★☆
ふたりを近親相姦という低俗な言葉で簡単に片付けてしまうことに抵抗を覚えるほど純粋なラブストーリーだと思いました。
手探りで自分たちの運命を紐解いてゆくのを、それがパンドラの箱となって後で苦しむのでは…と常に固唾をのんで読み進めました。

ふたりは誰にも迷惑かける訳でないと自分に言い聞かせるように、運命を受け入れていきます。その過程が自分にダブり痛いほど愛しく思えました。
私も「自分」という存在を受け入れ、運命を信じて生きていこうと決意しました。

「運命」を信じようと思いました ★★★★☆
近親相姦などと俗な言葉で片付けてしまうことに抵抗を覚えてしまうほど純粋なラブストーリーです。
道徳や法に反しても誰にも迷惑を掛けているわけでない、と自らの運命を受け入れる二人の姿を痛いほど愛しいと感じました。
読み終えたとき自分も自分の運命を受け止めて生きていこうと決意することができました。