楽しめる。でも。。。
★★★★☆
歌声の美しさは相変わらず素晴らしいものがあり十分楽しめました。が、何枚も彼女のCDを聞いてきていると、今回のCDは良くも悪くも「彼女の実力ならこれは普通」という気がしてしまいます。これはさらなる飛躍への応援なのか、欲張りすぎなのか分かりませんが、このCD収録の曲をライブで聞いたらもっと感動しただろうにと思わずにはいられない。
CDは確かにいい。
★★★☆☆
何年か前,彼女の「The Look of Love」を聴いたとき,歌声のセクシーさに感動し,コンサートにまで足を運んだものの,期待を裏切られ,このCDを買うのをかなり躊躇しましたが。。でも,やっぱり歌声はセクシーで,相変わらず感動してしまいました。
あのコンサートがなぜ,あれほどダメだったのか,あれは会場のせいか,それとも彼女の機嫌が悪かったのか(実際,開演時間を15分くらい過ぎて登場し,しかも,1時間チョイで終わってしまい,観客はほとんど気持ちがノル前に打ち切られた状態だった。。)・・それは定かではないですが,一度ライブハウスで生の歌声を聴いてみたい,という気がする。
そつのない出来
★★★★☆
とにかく歌唱力はあるし、美声だし、ダイアナ・クラールの欠点を見つけるのは難しい。このアルバムもしかり。ダイアナの歌にうっとりする。しかしコンセプトは明瞭でないというか、情熱が今ひとつというか、「ソツななさすぎる」ようだ。パリでのライヴ盤、ナット・キング・コールへのトリビュート盤に比べてしまうと、星5つ付けるわけにはいかない。もちろん佳盤の「水準」ははるかに越えているので、安心してクラールの「スタンダード曲」を楽しめる。