たまたま読みましたが劣悪です。まず世にある自己啓発の本を換骨奪胎しただけの陳腐なものでした。
だいたいどこにでも書かれている、オリジナリティのなさが多すぎ。
またUさんなど具体名に欠ける人の名前など意味がわかりません。具体名が出せないものなど、書くべきではないです。
さらにグッドウィルの折口を取り上げることなど品格がないです。著者のレベルの低さ、教養のなさを感じた本です。単なる消耗品です。

単にラッキーをつかむ方法が書いてあるわけでない。
人生をいかに楽しむかそれが書かれている。

幸運を呼び込む為の手法
というと単純なポジティブシンキング本などを連想しますが
この本はそれだけではなく（勿論前向きなのは重要なファクターなのだが）
生き方、考え方、人とのつながり方、働き方などを成功した人の実体験を
元に示してくれる、そんな本です。

二つの会社の人事の責任者として千人以上の人と面接してきた著者の経験等を踏まえ、主に職業生活における「ラッキーをつかみ取る技術」をまとめたのが本書です。

自他共に認めるラッキー人間である著者自身の個人的なエピソードも含め、読んでいて、「なるほど」と頷き、元気づけられること請け合い。非常に「内容の濃い」良書です。

随所によい言葉でいっぱいですが、印象に残ったフレーズの一部をご紹介します。

「ものごとはすべていい面と悪い面と二面ある。いい面からとらえようとするクセをつけるといつも前向きな気持ちでいられる」
「大変はことがあったら、それはあなたに必要なことだからだ」
「周囲の反応に鈍感な人はリーダーになれない」
「人はその肩に背負えるだけの荷物を負う」
「優先順位は自分の人生にとってどれだけ重要かで決める」
「誰でも最初は素人。まず、やると決めること。できるようになってからでは遅い。とにかく、やってみるからできるようになる」
「ラッキーを次のラッキーにつなげるのは、ラッキーに感謝してそれを人にフォワードすること。自分が与えることができることそのもので幸せになれるし、さらには巡り巡ってもっと大きなラッキーが返ってくる」

キャッチなタイトルで、あんまり期待しないで読んだの
ですが、まれにみる「あたり」本でした。感激します。

ぎりぎりまで自分を追い込み、やれることをすべてやりつくして、
「つき」を呼び込む。本書では、ラッキーに備え、呼び込み、見つけ、
そしてつかみ取り、自分のモノにする、その姿勢や考え方
すべてにわたって、実例や名言も豊富に、読むものに勇気と
希望を与えてくれる、やさしいまなざしの人生訓です。

挑戦する前からくよくよ考えるのではなく、人のやらないことを、
まず実行することによって、自分をそのレベルにもっていく。
しかも、日々の継続学習や、人とのつながり、好奇心を忘れない。

盛りだくさんで、おなかいっぱい、って感じもないでは
ないですが、そういう、ポジティブな姿勢とまじめな努力が
報われるための、最後の一押し「幸運」をめぐる、著者の体験も
満載の、役にたつこと間違いない、奮闘の書です。