コンピテンシー面接の入門書
★★★★☆
現状の採用面接に満足していない人事担当者には是非読んで欲しい本。
ただ、コンピテンシー面接の入門書としては、「科学的手法で絶対に成功する採用面接」の方がわかりやすい。
矛盾もある
★★★☆☆
この本は企業は十年先を見て、新人を採用すべきと主張しています。それはその通りなのですが、いい人材が採用できたとしても、すぐに辞めてしまう若者が多いこと。それが現在の日本の抱える問題です。そこらへんの社会学的潮流について触れていないのは残念です。企業形態をクリエイティブ型とマニュアル型の二つのタイプに分類することは分かりやすいとは思いますが、まるでマニュアル型の企業にクリエイティブ要素が無いように聞こえますし、クリエイティブ型の企業にもルーチンワークは多々存在します。組織で働く全員がネットワーク思考を武器に新規ビジネスを生み出せる必要はまったくないのでは。
就職活動をしている学生は必読の書です。
★★★★★
就職活動を終えた者です。
「一流大学出身→頭が良い→優秀→求める人材の図式に潜む盲点」の部分に引っかかります。
確率論で言えば、この図式は正解だと考えます。
私自身も就職活動を通じて実感しました。
基礎学力がなければ、どうにもならないことは沢山あります。
「仕事の基礎をつけられる力がある」ということの証明の一つになるのですから。
クリティカルシンキングを活用して読むと・・・
★★☆☆☆
文中にある、「一流大学出身→頭が良い→優秀→求める人材」の図式に潜む盲点」を読んで納得してはいけません。
仕事をするうえで、基礎学力は必須条件、絶対条件なのです。
そのうえで、人間性を説いていく必要があるのです。
「頭が良い」ではなく「地頭が良い」人を探すためにも、基礎学力の保有能力を判断する学歴は必要です。
“インプットがなければアウトプットはない”という最低限のことも書いて欲しかったと思います。
ワイアットには、5流大学卒業の人はいないと思いますが?
就職活動中の方、必見。
★★★★★
本を読んだ後になって、あれはコンピテンシー面接だったのか、と目からウロコのことが多々ありました。
本にも書かれているとおり、面接された側にも満足感が残る、コンピテンシー面接。特に外資系メーカーを受ける方には、目を通しておくと参考になります。