「Circus」で連載されていた対談。
2005年からの対談だけに、
中身については驚く程古い感覚を覚える。
「5年前って、こんなに昔だっけ？」と感じる自分に驚く。
というところで、賞味期限切れの話題ばっかり並んでいる印象を持ってしまう。

おまけに福田、石丸両氏も奔放に発言している。
実はここが面白いと期待したのだが、そうでもかった。
すでに総括された話題、あるいは消費された話題に関する極論を読んでも、
過激さを感じることはなく、むしろ的外れな言葉を読まされたという感想。
だんだん読むのが苦痛になってくる。

時事対談を読むなら旬な話題に限定するべし。
これが本書を読んでの感想だ。