やっぱりウッドハウスは面白い!!!
★★★★★
これがジーヴス物最後の短編集だという。
読み終えるのが惜しいと感じるほどの面白さだった。
相も変わらず窮地に陥りっぱなしのご主人様バーティを、執事のジーヴスが天才的頭脳で救い出す。
まぁ時にはジーヴスが、わざとバーティをにっちもさっちも行かない所まで放置してから救いの手を差し伸べるのだが・・・。
「雇用主にとって脳みそは望ましいものではない」と考え、バーティの事を「精神的には取るに足りない」なんて断言しちゃってる執事のジーヴス。
それでもバーティはやっぱりジーヴスに助けを求め、ジーヴスは見事に「スープにつかった」ご主人様を救出してあげるのだ。
やっぱり、ウッドハウスは面白い!!!