『Tha Blue Carpet Treatment』でスヌープは、いつものように印象的なコラボレーターたちを何人も採用し、お約束となったみだらでギャングがやり合う自慢を繰りかえして彼らしく闊歩している。だが、本作にはベテランらしい勘となめらかなフレーバーが詰まっているから、自慢するのも当然だ。スヌープは長いことGファンキーだったが、「Crazy」には誘いこむようなキーボードの繰りかえしと優美なフローがあり、彼にとってさえも印象的。これはサイプレス・ヒルのB・リアルとの熱に浮かされたストリートのデュエットで、やはりに完成されているがよりダークな「Vato」と対照をなす細い光だ。『Doggystyle』時代の名残のギャングスタも現れている。たとえばE・40とMCエイトをフィーチャーした「Candy (Drippin' Like Water)」の端的なフローはすぐさま、あの重大な意義を持つデビュー・アルバムの曲に負けないほどアピールしてくる。キャリアのこの時点でスヌープ・ドッグが何をリリースしても、彼の圧倒的な名声、風刺画的な部分、大物ポン引きのイメージがまとわりついて、彼を真面目に捉えることを難しくすることは言っておくべきだろう。だが、あまりにも露骨ではあるが、駄作になる可能性もある「I Wanna F*** You」は滑稽にならずに済んでいる。これが本物のスターの印でないと言うならば、一体何が印と言えるのか僕にはわからない。--Matthew Cooke
snoopの8枚目。
★★★★★
Snoop Doggが2006年にリリースしたアルバムです。
最近スヌープらしくNeputunesやTimbalandなどの豪華なプロデューサーが参加したメジャーなHipHopらしい作品になってますが、WEST好きウケしそうな曲も多いですね。
ゆるやかなベースラインが印象的な3.Crazy、ハイフィーな6.Candy (Drippin' Like Water)、ゲームが参加したバンギンな8.Gangbangin' 101、Rhythm DプロデュースのGファンク13.A Bitch I Knewやドレーの曲なんかがWEST好きウケしそうです。
他にもR.KellyやB-Realが参加したシングルなんかもいい曲でした。セカンド以降のSnoopのアルバムの中ではこのアルバムが一番好きです。
お犬様
★★★★★
徳川綱吉だったら喜んで買うだろうな…ま、そんなことより西っていいね。相変わらずスヌープって感じです。好きな人にはたまらないでしょうし、期待に応えてくれてます。ちなみにですけど、最近よく捕まりますね。
URBAN AND COUNTRY
★★★★★
SNOOPの作品はほぼ全部聴いてきたが、今作は今までに無い新鮮な音で溢れてる。。前作は全曲コーラス有りで一曲一曲がコーラス中心に構成されていたが、今作はSNOOPのラップが冴えている。だがやはりメジャーで活躍しているSNOOPだけあってURBANな香りがするキャッチーな曲もバランスよく入っている。クラブウケする曲も。
また前作にくらべると若干NEPTUNESの存在感は薄い。ほかのプロデューサーが非常に上質なトラックを提供している。盟友DREも久々に曲提供。
まあ初期のWEST色たっぷりのSNOOPが好きな人は買わないほうがいいと思います。R.KELLYやAKONとのシングル曲を聴いて、ググっと来た人はもちろん買いです!!PVもかっこいい!
時代
★★★★☆
メインストリームで活躍する彼に今DOGGY STYLEの音をやれというのはいささか酷なのかもしれない。
やはりその時代の音というものがあるのだ。
そういった意味では、私にとっては期待以上の作品ではあった。
現在の西海岸の音を象徴する一枚にはなったと思う。
Tha Blue Carpet Treatment
★★★☆☆
タイトルからして西好きにはググッと来るものがあります。
内容はというと相変わらずの節操無い客演の多さには昔からSnoopを聴いてる人達には「う〜ん」と感じさせるようなものですが・・・・。
やはり注目の客演といえばMC Eiht、Too $hortでしょう。
Daz DillingerやKuruptとは数々の共演があった彼らですがSnoopとはあまりなかったのでわ?前作のようにクィーンズの嫌われ者、偽者50centが入っていないだけでまぁ買いかと・・・。