社是・社訓を遵守する事こそ、経営者に応える道
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本書は、48の社是・社訓を、職種に応じて3章にまとめ上げており、著者の歯切れ良い文章により一気に読了する事ができた。選ばれた企業の中には、依然として好業績を残している所と、不祥事を起こして廃業してしまった少数事例がありのまま記述してあり、当該著作の意図する観点が明解に成っている。詮ずるところは、30年を超える会社員としての経験を有する自分自身にとって、創業者の理念を端的に表現している社是・社訓を遵守する事こそ、経営者に応える道である事を改めて認識できた一書である。
強い企業の共通点
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やはり原点が全て!!
激動の世の中、舵取りに困惑されてる方、お薦めです。
スキルばかりが求められる昨今、
この100年に一度の経済危機下を闘うため
チーム力を発揮し発展、回復している企業に共通しているのは
まさに「社訓・理念の実践」なんですね!!
確かに零細企業でも、一丸となっている会社は社訓を実践している気がします。
どの会社も実に立派な社訓と理念を掲げていますが、
現実にはそこで働く社員からは、その魂が感じられないことが実に多く、
ひどい時には経営者自身が全く実践していないなんてことも。
時代が求めている一冊でしょう。
改めて読むと気づきがある
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社訓をまとめた新書とは珍しいと思い読んでみた。タッチも重くなく、読み易い。
不況の時はこういう骨太な本を読んで仕事の意味を根本から見つめ直したい。
ガッカリ
★★☆☆☆
「決断力のない上司は無能と思え」という
勇ましいキャッチにひっかかりましたが、
その社訓の会社の説明(7〜8割)と主観を書いてるだけですよ。
社訓を理解して語ろうと思ったらそれぞれその会社の
社長なり社員なりに実践する上での「思い」を
聞かなきゃダメなんじゃないですかね。
単に各社の社訓を集めてきて「ぼくこう思います」だから
読んでてつまらない本。