3ヶ月連続リリース完結、第3弾はファンとの「絆」
★★★★☆
6月に「Frontier」、7月に「The farthest」をリリースし、最後を締めくくる今作「Departure」は明るくライトなメロディーで、ライブ映えするアッパーなノリが印象的なパーティチューンとなっています。
キャッチャーな疾走感とドライブ感溢れるバンドのグルーブが心地よく、この夏にぴったりな雰囲気で、PVは参加募集イベントで集まったファンとのビデオシューティングを使用したものになっており、彼らの笑顔からは心から楽しんで完成させていった曲というような印象を持ちました。
サイバーで近未来テイストな空間を巧みなオブリや連続スウィープ奏法をキメ込むバッキングなどからは、Ledaの自由奔放なギタープレイが味わえます。
1作目が「激」、2作目が「無」、としたらこの3作目は「希」ではないでしょうか。
個人的には「Frontier」と「The farthest」が好みだったので、「Departure」は楽曲としては物足りないといった感触ですが、前向きでポップなこの一曲が3部作のラストであることに彼らの輝かしい未来を感じられたのは確かです。