タイトル通りバースデー絡みのタイミングで…
★★★★☆
基本的には新しい命の誕生を祝福する内容のようですが、誕生日などの折に大人が読み返しても響くものがある一冊だと思います。
特に難しいメッセージや言い回しもなく、すんなりと言葉がそのまま読者に伝わります。
クリスマスの聖夜に抱く感情にも似たセンチメンタリズムがほんのり心に残ります。
云うまでもないかと思いますが、タイミングが肝というか…バースデー絡みのタイミングでないとハマらないでしょう。
変に、それぞれ読者のシチュエーションと干渉してしまうような違和感を覚えさせる設定もなく、自然に読める良本だと思います。
大人が自分に読んであげて
★★★★★
赤ちゃんが生まれたことを 月や星や風が、シロクマや渡り鳥が、世界中が祝福するお話です。
「あなたはは世界でただひとり、かけがいのないあなた」「あなただけの物語がはじまるわ。」
お母さん絵本という物かもしれませんが、大人に読んで欲しいのです。
自分なんかダメ、死んでしまいたいと思うようなことが年を重ねると増えるでしょう。
そんな時原点に返ってこの本を読んで欲しいのです。自分がどんなに愛され祝福されていたのか思い出してください。
もし自分の子供に「そんなことあるわけないだろう。」と言われたって、私はこう答えます。
「あなたは赤ちゃんだったから覚えていないだけなの。ママは風の歌もきいたし、シロクマが一晩中ダンスをするのを
ちゃんとみたわ。あなたのために。」
大きくなると誉られることがなくて、この本を読んで、心がほっくりしました。
安眠できそうなゆったり絵本
★★★★★
とても優しい文体でかかれた癒し系の絵本です。
子供にはすこし難しいかもしれませんが、大人が読んでみると
とても安らかな気持ちになれます。
大好きな絵本が1冊増えました
★★★★★
姪・出産したばかりの友人・自分のために1冊ずつ購入しました。
自分がどれだけ愛されているか知る事によって、
周りの人にも幸福を分かち合えると思います。
そんな温かい気持ちにさせてくれる素敵な絵本です。
子どもへの読み聞かせにぴったり!
★★★★☆
かわいらしい表紙に惹かれ、
子どもへの読み聞かせのために購入しました。
翻訳絵本ということで違和感のある訳も想定していたのですが、
むしろ自然で、温かみのある文章だと思います。
ストーリーはシンプルで子どもでもわかりやすいです。
月や風や動物たちが、生まれたばかりの赤ちゃんの祝福するもので、
全編を通して「命のたいせつさ」が、伝わってきます。
(アメリカでは妊婦さんたちもよく読む絵本のようです)。
翻訳者が元アナウンサーの内田恭子さんだからでしょうか?
声に出して読む際もスムーズです。
また、イラストがとっても愛らしい!
大人でもプレゼント用の絵本として使えるのではないでしょうか。