2歳頃のイヤイヤ期を乗り切るヒント
★★★★☆
「私は赤ちゃん」に引き続き本書を読んでみました。
見開き2ページで、トピックを紹介しながら2歳児の
世界や身体のことを大人に教えてくれる良書です。
約半世紀も前の時代背景であることや、小児科医
である著者を通じての子どもの独白ということで、
多少偏見や主張なども感じられます。しかし、
子どもって、こんな風に考えているのかもしれない
という新しいものの見方や考え方を教えてくれます。
古い本では在りますが、2歳前後の子育てに取り
組まれている夫婦や大人には、今でも十分参考に
なるかと思います。親や世間一般の価値観を押し
付ける前に、子ども達にはしっかりとした人格が
あること認めて対応出来るようになるかと思います。
子どものしつけ、病気、嫁姑関係など、話題は
豊富ですが、時代が変っても本質は変らないこと
が多いのを実感できます。
二歳児の本音が見えます
★★★★★
小児科医である著者が二歳児の気持ちを代弁しています。 代弁の内容には著者の推察が含まれていると思いますが、それでも正確性の高い代弁内容なのではないかと感じています。 (私がいま実際に二歳のわが子と暮らしている中での実感です。) とても参考になっています。
松田道雄翁からのメッセージ調レビュー
★★★★★
読了おめでとう。
「私は2歳」を読んで親としておおくのことをまなばれたと思う。
「育児の百科」も良かったけれども、本書も良書であることを信じる。
本書をふりかえって、親の心にもっともふかくきざみこまれたことは、
2歳児には2歳児の個性があるということにちがいない。
その2歳児を世界じゅうでいちばんよく知っているのは、
自分において他にないという自信も生まれたと思う。
その自信を一番大切にして欲しい。
ところで、鳩山総理は、母君から献金があったことを知らなかったそうだ。まさに「親の心、子知らず」であるが、親子の情というのは金銭に換算できるものでないから、どうということない。
なるほど。
★★★★★
子供の目線で社会、家族をとらえていて勉強になった一冊です。
子供ってそんなこと考えてたの〜
案外なんでも見てたのね〜
そんな子供が怖くもあり(笑)
かわいくもあり
愛しく思える一冊です。
内容や育児法が少々古く、今と違う考え方のところもありますが
それはそれとして、楽しめると思います。
タイトルに興味
★★★★☆
もうすぐ二歳になる娘が居ますので購入しました。
主人公は僕でしたが楽しく、せつなく読みました。
病気の心配(どこまで?!)やお友達の事、嫁姑、変わらない悩みなんだなぁと共感しました。 手に取るまではマニュアル式な本と思い込んでましたが、ごく普通な家庭をのぞかせてもらった気分になりました。
時代背景が大分違うので★4としました。