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蜜月―Honey Moon (幻冬舎ルチル文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎コミックス
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切ない片思いと思いきや、最初から両想いなんじゃん!! ちょっとできすぎじゃん?? ★★☆☆☆

ちょっと話作りすぎ感があって最後はめっさ醒めて読んでました。
姉の婚約者に片思い…かと思ったら、これがじつは最初から久我も由生が好きだったという設定。

しかも結婚した姉もそのことを知っていて、別に修羅場があるわけでもなし。あんたたちはじれったいわねえ…の雰囲気 でかたずけられた由生と久我。まあ久我は全てを知っていて姉と結婚してそれでも由生が好きだったわけだからいいとし よう。

思いっきり蚊帳の外なのは由生。
何もしらず片思いだと思って生きてきて…、あんたのその悩みは何だったの?と読みながら別の意味で不憫な子だねえと 同情してしまいました。

シチュエーションは冬のドカ雪の中の古城。
そこで繰り広げられる久我のエッチと純情な由生。
まあ、それだけです。
エロはちょっとショタちっくな萌えが入っていて、エロ部分はかなりぐっときます。大人が子供を悪戯している感じがい いですね〜。

最後に超短編が2つ入っています。一つは書き下ろし後日話。もうひとつは小冊子として出した話らしいのですが、どちら も未だに由生がこれでよかったのかと有らぬ不安を抱いていて、最後はウザイですね。
素直に両想いってわかったんだから、堂々としてはしゃいでろ!でした(笑)

由生が悩みすぎるのが鼻につくけれど、まあそれさえ我慢すれば可愛エロ的王子様攻×純朴少年受って感じかな。
新書版+小冊子+書き下ろし ★★★★☆
新書版で発行されていたものに書き下ろしの続編+新書版の付録小冊子の続編も収録した文庫版です。
イラストも一新されているようです。
とにかく主人公が逃げる逃げる。家族愛に恵まれなかった主人公はとても引っ込み思案で愛される自信が無く気持ちを確かめ合ってからも幾度も逃げます。
腹違いの姉から「逃げるだけで簡単でいいわね」と言われるセリフが酷く残酷なようでいて実は愛情に満ちているなと思いました。
簡単には変われないけれども少しずつ自分の気持ちを表現できるようになって幸せをつかもうとしていく主人公の姿がけなげでした。
時々変わる攻めの視点では彼の迷いや気持ちがわかって納得の行く展開だと思いました。