Minimalist Syntaxの縮約版。
★★★★☆
さすがRadford。
読者をゼロからスタートさせて、ステップを踏んで理解させるのは本当に上手。
新しい理論を理解したいならこれを読んでお勉強しましょう。
ただし、本人も未消化であるのか、あるいは、
理論自体が成り立っていないのかはわからないが、
8章と10章は特に矛盾点が多い。
この点を考慮してもRadfordがすばらしい書き手であることに変わりはない。
本書は、Minimalist Syntax: Exploring the Structure of Englishの縮約版。
こっちから読むのもありかな?
でもどうせなら、Minimalist Syntaxをしっかり読むべし。
英語力に自信ない人には朗報。翻訳版あり。
英語力アップとsyntaxの理解の一石二鳥を狙って、
翻訳版と原著を照らし合わせながら読むのも一つ。
入門書としては実用的な方でしょう
★★★★☆
巻末のGlossaryが便利ですね。文献などを読むときの辞書がわりに使ってます。
Syntaxをよりわかりやすくしています
★★★☆☆
彼の前著である、Syntax-Minimalist Introductionをより詳しく説明している感じがしました。Radfordは学部生レベルでもある程度の知識があれば読みこなせると思います。生成文法に興味のある学生や、大学院入試を控えた学生にはよいと思いますし、レベルも内容も十分語学に興味のある人にとっては満たされるものだと思います。