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コミック昭和史(5)太平洋戦争後半 (講談社文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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「ビンタ生活」「玉砕・自決の空しさ」貴重な実体験まんが ★★★★★
水木しげるの実体験の話が、実によく描けている。
「ビンタ生活」「玉砕・自決の空しさ」「体裁重視の上層部」...
太平洋戦争の死闘を実際に経験した方がご高齢になっている現在、このシリーズは、後世、貴重な証言記録のひとつとなるだろう。
著者の自分史 ★★★★★
第5巻の本書は昭和19年のインパール作戦から昭和20年著者が左腕に重傷を負って切断手術を受けたところまでを描く。最後の章のはじめにある「私はなんでこのようなつらいつとめをせにゃならぬ・・・」の文句には言葉が詰まる。
実録・総員玉砕せよ! ★★★★★
本巻「太平洋戦争後半」ではバイエンで筆者の分隊が全滅した後の様子が描かれています。筆者は命からがらズンゲン支隊に合流したのもつかの間、大隊長(成瀬少佐)が玉砕命令を出します。しかし支隊の児玉中隊が遊軍戦に転じたため、筆者は九死に一生をえます。中隊はマロンガからヤンマーへ向かいますが、マラリアで病床にある筆者は爆撃をうけ片腕を失います。

本書のバイエンからの逃避行では筆者は単独で行動していますが、「敗走記」(ちくま文庫の『幽霊艦長』に収録)では同僚の鈴木と合流しています。紙数の関係で省略したのでしょうか。この点だけ疑問が残りました(実際のところ単独行動だったようです)。

また本巻のニューブリテン島でのエピソードについては『総員玉砕せよ』の原稿が多数使用されています。『玉砕せよ』のあとがきで筆者は9割が事実と書いていますが、こちらのほうが史実にそくしていますので、あわせて読むとよいと思われます。