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コミック昭和史(7)講和から復興 (講談社文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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戦後の社会情勢・政治情勢・流行・水木しげるの自伝のてんこ盛り ★★★★★
戦後の社会情勢や政治情勢や流行が、一般人からの視点で描かれており勉強になった。
社会主義活動の流れの記述も分かり易かった。
教科書ではあまり詳細に触れられない部分の記述も多く、有意義なマンガだ。
また、水木しげるの自伝は、本当におもしろい。特に、ラバウルに再訪したところは人情味あふれる話でよかった。
さらに、この第7巻からは、NHKの「ゲゲゲの女房」で出ていた頃の話も始まり、テレビでは出ていなかった補完的な話もあり、NHKの「ゲゲゲの女房」ファンにはたまらない一冊だ。



著者の自分史 ★★★★★
本書第7巻は昭和26年のサンフランシスコ講和会議から、漫画家として成功し多忙な日々を送りながら奇縁から戦友と再会、もう一度島に行ってみたいという話から昭和45年に南方へ渡って現地での出来事までを描く。作者のベースにはやはり南方体験があるのだ。
激闘大東京編 ★★★★☆
本巻は東京に移った作者がどんぞこ生活から脱出し売れっ子作家になるまでを描いています。筆者は昭和32年に貸本マンガ家になるべく上京しますが、そこで待っていたのは原稿が売れなければ餓死という壮絶な貸本マンガ家生活でした。

幸いなことに、昭和40年、講談社の別冊少年マガジンに幻想マンガ「テレビくん」の掲載をきっかけに、雑誌の注文が増え、貧乏からようやく脱却します。ところが待っていたのは眠る暇もないほどの、多忙な毎日...。毎日を必死で生き抜く筆者の姿は感動的ですらあります。

そんななか宝塚ファミリーランドの仕事でたまたま宮(元)軍曹に再会したことで、昭和46年、ラバウルへ26年ぶりに向かいます。はたして「美女」エプペとの再会はかなうんでしょうか。

本巻の102-126ページ、129-138ページは「突撃! 悪魔くん」、184-201ページは「ドブ川に死す」、215-227ページは「残暑」の原稿を再利用しています(いずれも、ちくま文庫の『奇人怪人大図鑑』に収録)。あわせて読むと、興味深いです。