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木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)

価格: ¥935
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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木のいのち木のこころ ★★★★☆
日本の古代建築を見に行く前にこの本を読む事をお勧めします。忘れかけていた日本人の気質、繊細さ、物作りに対する心構えと情熱を思い出させてくれた貴重な本です。
これはおすすめ ★★★★★
この本は、今日本の企業家、管理者、従業員、どんな方が読んでも納得できるないようです。まずは読んでみましょう。
繰り返して読んでしまう名著です ★★★★★


法隆寺金堂、薬師寺金堂など復興を果たした
「最後の宮大工」西岡常一氏、魂の言葉。

法隆寺大工の口伝として心に残ったのが、
「神仏をあがめずして社頭伽藍(しゃとうがらん)を口にすべからず」
「家宅は住む人の心を離れて家宅なし」
「堂塔建立の用材は木を買わず山を買え」
「木は生育の方位のままに使え」
「木の癖組みは工人たちの心組み」
「仏の慈悲心なり、母がわが子を思う心なり」

これは商売や人を育てることと共通しているな、と。


コンピューターや機械が普及し便利になっても、
最後に判断するのは人間であり、1300年続く
英知の結晶は、すべて口伝によって受け継がれて、
自分の頭で考え、経験によって学んできたものが
生きると説きます。

木を生かすのも人、人を生かすのも人、棟梁の
大事な仕事として木の癖(個性)を知って、
それを無駄なく活かす方法を考えることが重要
(あとから現れる性質を見極める)というのは、
子育てにも人の上に立つにも必要なことではないかと思う。


飛鳥時代に建立された後、
室町江戸時代の修繕の酷さは、慢心や費用(道具に
頼りきっていたり、ただ修理すればいいと木の
性質を見極めることまでしていない)、自分たちが
造るものに対して最善を尽くすといった心構えが
少し足りなかったんではないかとも書いています。
心づかいがなくなって、人の指示だけに従って仕事を
していた跡が、後々になって悪い状態で現れる、と。


木(人)があればいいのではなく、その環境や後々の
ことまで考えて生かしていく先人たちの経験と知恵
…口語で語りかける文章は、スッと心に入ってきます。
儲け云々よりも心構えを大事にているお話です。


本の力。人の力。 ★★★★★
この本に出会えて本当に幸せです。『本物』ってこういう人の事を言う。
確実です。
本当にこの本に書かれている事が正しい事かどうかは分からない。
でも本物だということだけは分かります。
自分の仕事に生かす ★★★★☆
天:西岡 常一さん目線から、自分の仕事に関する
  
  責任・知識・技術・後進への教育についてのご自身の考えが述べられています。

地:西岡 常一さんのお弟子さんで、宮大工の技術継承のための集団”鴫工舎”

  をつくった小川三夫さんの目線から、同様のテーマでご自身の考えが

  述べられています。

とくに技術的要素のある仕事をされている方へ。 面白いと思います。

”人”は個人的にはあまりおもしろくなかったです。