大森南朋って…
★★★★☆
感想としては井坂&中村タッグの前2作に比べ「これはあの時とリンクしてんだよ」と半ばこじつけとも言えるようなものも少なく、万人受けする作品に仕上がっていると思います。
キャストについても概ね不満はありませんが、劇団ひとりの演技はどうも…余りに芝居がかっていて鼻につきましたね。主要キャストが皆上手いので尚更です。 内容についてはスリリングな逃亡劇より友情、幅広い意味での愛に比重が置かれ、どちらを好むかにより評価は分かれるでしょうね。このコンビの作品は必ず何処かに切ない件があるのですがやはり最後、整形後の青柳(堺)が樋口晴子(竹内)と偶然出会い、彼だと気付いた樋口の粋な計らいに一瞬青柳の顔が整形前に戻る辺りは切ない…いいシーンだと思います。
最後に晴子の夫役の大森南朋ですが、彼はこの事件に一枚絡んでいる、彼が偽の青柳の整形外科医だと見るのは見当違いでしょうか?どうなんでしょう。
いろいろと興奮させられた
★★★★☆
主人公が悪の手から逃げまくります。
彼のひどい目に遭ってる感が、すごく出てます。突き抜けてます。
僕は主人公を応援せざるを得ませんでした。
回想シーンが多いので、ダレるのかなと思いきや
劇中の現在の展開にバシっと繋がってきて、よかったです。
それと、花火ってイイな!って思えた映画。
2010面白い作品
★★★★★
堺雅人さんファンで番宣の時から面白そうって思って映画館で観て、DVDも絶対買おうと思い発売してすぐに購入しました。
やっぱりめちゃくちゃ面白かったです。
展開の早さ、ハラハラ感、友情など、作品に入り込みやすかったです。
大学生の頃の友情がなんだか懐かしく感じ感情移入してしまいました。
何度みても面白いし、原作本も読んだくらい2010年面白い作品です。
理屈抜きで楽しめました
★★★★★
細かなことを気にしている人もいるようですが、以前住んでいた仙台を舞台にしたこの作品は、私には理屈抜きで楽しめました。
何ともいえない独自の世界があり、わけもわからず追われることに対するドキドキ感がたまりません。
また、映像としての街並みも懐かしく、思わず地図を見て、「このシーンはここかな?」などと調べる楽しみもありました。
邦画では最近で一番良かった!
★★★★★
逃走する主人公を演じる堺雅人の演技は文句ナシ。
ルージュの時より数段凄く、感情移入して自分が主人公になった気分でハラハラしながら観れた。
香川照之の演じる役がメチャクチャ腹たったのはやはり悪役を演じた香川照之の演技がハイレベルだったと認めざるを得ない。
評価は★5個にしたものの個人的にはラストでもっとこの事件を明らかにして欲しかった。
結局誰が何のために今回の事件を企てたのか、その後その首謀者はどうなったのか、相武紗季はなぜ回想シーンでしか出てこないのか、わからないままエンディングで「ほっほう」と納得させられてしまう。
139分と長い作品でも収まりきらなかったのでしょう。
原作をまだ読んでいないが、原作にはすべてが書かれているのかと書店に行きたくなる傑作!
必見は父親役の伊東四朗がマスコミに対するシーン。
息子を信じる親子愛とラストの差出人不明の手紙。
レンタルじゃ絶対物足りなくて何度も観たくなる購入し甲斐のある映画。