右手でしっかりとマイクを握り締めて歌うオープニング「Wait & See ~リスク~」、せつないピアノのイントロで会場が拍手に包まれる「First Love」、落ち着いたアレンジの「Addicted To You」とステージは進み、セカンドアルバム『Distance』からの「Parody」「蹴っ飛ばせ!」を熱唱。
温かいハイトーンを披露するU2のカバー「With or Without You」、ピアノが優しい「Automatic」に続き、ラストは「人前で歌うのは初めて」という「Final Distance」で幕を閉じる。生音の繊細さ、叙情的なストリングス、まるで目の前で歌っているかのようにダイナミックなHikkiのヴォーカルが、DVD 5.1chサラウンドの迫力で楽しめる。(速藤年正)