悪徳商法への心構え
★★★★☆
マスコミでもよく報道されている振り込め詐欺のさまざまな手口や、昔からある訪問販売、展示会商法などの実例が紹介されています。このあたりはよく見聞きするので騙されない自信はあるのですが、有名企業、保険、銀行などで悪徳商法まがいのわかりにくい被害があるという事例は興味深かったです。確かに約款など全部読むことは不可能だし、理解もできません。
せっかく国民生活センターなる団体が出版しているのだから、思い切って悪徳で有名な企業の実名を挙げてくれればもっと効果的なのに…と思いましたが、いくらなんでもそれはムリですかね。
事例も多く分かりやすい
★★★★☆
騙すほうの手口は巧妙ですから、自分は大丈夫と思って
いてもいつの間にか乗せられてまうものです。
それでもこういった事例の豊富な本を見てどのような
事柄に気をつければいいのかを学んでおけば気付かずに
自分が乗せられてしまいそうな時、「ん おかしいな?」
っと踏みとどまって考える機会を得やすくなります。
そういった意味で一読しておくといいかと思いました。
星4つなのはちょっとお値段が高めな気がするから、
こういった本はなるべく多くの人が読めるようにもっと
安く提供されているとよかったです。
相手を知ること=自分を守ること
★★★★☆
現時点で、国民生活センターに寄せられている悪質商法等の手口やその対策が分かりやすく解説されています。
これを見ると、実に巧妙に悪徳業者は近づいてくるのですね。そして、特に金持ちじゃないから大丈夫とかいう人も、実際にはかなり被害にあっているとのことで、びっくりしました。
とにかく、相手の手口を知ることで、心構えを持つという点で、かなり有効な本だと思います。