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夢のなか―連続幼女殺害事件被告の告白

価格: ¥1,620
カテゴリ: 単行本
ブランド: 創出版
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よくできて入るが、事件の描写がほとんどなく、突っ込みも足りず片手落ちではある。 ★★★★☆
まず、今田勇子名義の手紙の全体が乗っておらず、そういうところからどういう事件であったかを省みるにはかけていることがかなりある。事件全体がどういうものだったのか、という解釈なき事実を記すものを掲載すべきである。増刷する際には事件周りの証拠品や捜査側の動きなども乗せるべきである。次に、手紙でやり取りをしているところ、宮崎の回答にここはこういうつっこみを入れるのが普通では?というところに突込みが入っていない箇所も多い。明らかに矢原の力不足である。今は既に死んでしまっており、こうなった以上、事件の状況+手紙全てを合わせて別な本を出すほうがいいと思う。宮崎の受け答えはかなり興味を引かれるものとなっている。よって読む価値は十分にある。
認識が変わった ★★★☆☆
あのー宮崎勤ってあの宮崎勤じゃないと思って、全く興味なく買ってしまったのだけど

意外に面白い、というか、悲しいよ宮崎君、つらいよ宮崎君、たくさん犯罪犯したけど
あなたの書いた文書読んだらさあー

いかに当時のメディアが興味本位でいろいろ言い立てた事がわかった

彼は被害者だ、福祉の手、医療の手が彼に犯罪を犯させる前に救えなかったのかな

確かに殺害時に正常な判断力??はあったのかもしれない
でも、うーんいかに今の精神判定のハチャメチャさ世論に流されるかが疑問に思ってしまった。いたってまじめに書いてある部分の彼の文章は一読の価値があると思う

宮崎勤とは何者なのだろうか。 ★★★★☆
おそらく彼(宮崎)の言動や行動は誰にも理解できないだろう。犯行の際、ねずみ人間やもうひとりの自分が出てきたとかロリコン趣味はなく性的興味もないことや亡くなった祖父を甦らせるために様々な儀式を行ったり祖父の骨を食べたなど常人の理解の範疇をはるかに超えていて衝撃的だ。この病的な心の闇の解明を裁判所は十分に行ったのであろうか。勿論極刑に相応しい男であることは間違いないのだが、なぜこのような男が存在し得たのか。なぜ弱い者に対する攻撃性の抑制が欠如していたのか。しかも自分は無実であり、いつか釈放されると信じていることや裁判自体他人事のように考えていることなどまったく不可解であり不愉快である。一体この男は何者なのだろうか。同世代としてオタク世代として彼は不思議にも興味の対象であり続ける。彼の行動原理、現実と虚構の区別の喪失はいかにして起こるのか、そのメカニズムは分析医によって部分的には解明されているものの不十分だと言わざるを得ない。彼は誘拐した幼女と子供時代によく訪れた山にピクニックに行っている。そのときのことを甘い時間と表現しているが、これは子供時代への回帰であり、幼年期への退行だ。しかしその後幼女がグズったことで甘いひと時は崩れ去り、複数のねずみ人間が周りを取り囲み何かをしたらしい。このことを変な夢を見たのではないかと思い翌日犯行現場へ行ったらもうひとりの自分が出てきて改造人間の改造手術をしたらしい。明らかに常軌を逸している。だが、幼年期への回帰は現代問題視されているニートや引きこもりの問題とリンクしているように感じる。オタク文化の象徴的存在が引き起こした残忍な犯罪というコンセンサスが成立した一方、短絡的で単純な発想では解決しないという事件の背後にあるもっと病的で深遠な暗闇(地獄)の存在を考えるべきではないだろうか。
日本のエセ民主主義社会が生み出したモンスター ★★★★★
日本のエセ民主主義社会が生み出したモンスター
あの悲劇的で残忍で残酷で何の救いも生み出さなかった事件の犯人の告白である
滅び行く日本社会に第二、第三の彼以上のモンスターがニュースに登場して久しい
なぜモンスターは強力な国家権力や体制に立ち向かわずに、幼きかよわき弱者や子供たちに凶器の刃を向けるのか
偽善者こそ滅んでほしいと願う