インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

プレインズ

価格: ¥2,548
カテゴリ: CD
ブランド: アリスタジャパン
Amazon.co.jpで確認
   四季をテーマにしたアルバムで各季節をやりつくし、『Linus & Lucy』でヴィンス・ガラルディの音楽とたわむれたのち、ピアニストのジョージ・ウィンストンはアメリカの風景を探し求めるというお気に入りのジャンルに帰ってきた。1994年の『Forest』で始めた路線に、この3年ぶりの最新作で舞い戻ってきたというわけだ。

   少年時代を過ごしたモンタナの広大な平原に深くインスパイアされているにもかかわらず本作は、サミー・カーンやチェット・アトキンス作曲のスタンダードナンバーとともに、アイルランドやハワイの伝統音楽も取り混ぜている。また、昔から耳聴きのリスナーであったウィンストンは、アンジェロ・バダラメンティとサラ・マクラクランのコンテンポラリー曲も取り上げている。

   ウィンストンのスタイルには2種類ある。ひとつは、ウィンダムヒル・レーベルからの1作目『Autumn』以来、彼を人気ピアニストにしたオリジナル曲で聴ける水滴がゆったりと流れるようなサウンド。もうひとつは、アメリカのルーツに根ざしたサウンド。有能かつ誠実なウィンストンではあるが、後者のスタイルでは月並みで、カーンの「Teach Me Tonight」を、長らく忘れられていたラウンジ・ピアニストのレパートリーのように弾いている。だが、「Rainsong」「Cloudburst」「Plains」といったオリジナル曲でのピアノは、大空から聞こえるこだまのように鳴り響いている。本作の特別限定盤には、アコースティック・ギターによる2曲も収録。(John Diliberto, Amazon.com)