豆料理を身近にしてくれる一冊
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商品タイトルには「大型本」と但し書きがついていますが、実際にはキッチンで開いてお料理するのにもそう邪魔にならない
コンパクトで扱いやすい大きさのレシピ本です。
内容ですが、本書は
(1)インゲン豆の仲間(金時豆、うずら豆、白いんげん等々6種類)
(2)大豆の仲間(黄・青・黒)
(3)えんどう豆(青・赤)
(4)あずき・ささげ
(5)世界の豆(ガルバンゾ・レンティル)
の豆グループ5章にわかれています。
そして、それぞれの章の冒頭では、まずその豆グループの特色・基礎知識などを紹介したうえで、
その豆グループに共通する基本の水煮を手順写真入りでわかりやすく説明してあります。
インゲンの章の冒頭では冷凍保存について、大豆の章では圧力鍋使用の水煮についても(メモ程度ですが)触れられています。
各章このイントロ以降は、それぞれの水煮を使ったさまざまなレシピがきれいな写真つきで紹介されていきます。
和・中・洋・その他アジアエスニックなどに加え、豆を使ったおやつのレシピもあり、
スープ・煮物・炒め物・和え物・サラダ・ごはんものなどバラエティもあり。
材料は身近に手に入るものばかりで、仮に冷蔵庫にない材料を適当に他のもので置き換えてもきちんと仕上がる気楽さもよく、日常に大活躍。
色々作っていますが、どれも簡単でおいしい。大根と大豆をぴりからで煮たもの、煎り大豆とひじきをつかった炊き込みご飯などは既に定番になりました。
巻末は、豆の栄養や効能についての解説が見開き2ページ、豆の購入と保存方法についての説明が見開き2ページでしめくくってあります。
タイトルからも伺えるように、心ゆったりと豆を楽しむ著者の思いがさりげなく見え、ほのぼのした雰囲気の料理本です。
知っておきたいことのわかりやすい説明はあっても、妙な語りはなく、それも気に入ったところです。
あえて望むところがあるとすれば「世界の豆」で取り上げてある豆が2種類のみであることで、もう少しあれば楽しかったかなと思いますが、
あくまで「あえて」で、★を減らすほどの難点ではないです。手軽に入手しやすい豆に集中していろんなレシピが組んであるのはよい点でもあるので。
というわけで、総合評価は「色々な人にお勧めな一冊」です。とっても使えます。
特に、どう料理に使うのかイメージがわかず豆を敬遠してきた人には、まちがいなく「ああこうやって使えばいいんだ〜」と見えてくる一冊、
でも慣れた人にも色々とアレンジの利く一冊です。
少し古い本ですが(現在2009年)
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内容は料理のレシピ本なので、古くなっていることは全くない。
いろいろなバリエーションの料理が作れるのに、
手に入りやすい材料が多い。毎日豆が食べれそう。
豆好きの私にはたまらない。
この本の良いところは
・むつかしすぎないところ
・おいしくできるところ
・著者の語りが少ないところ
豆の煮方の基本さえおさえれば、
「豆料理は、分量はそれほど正確でなくても失敗は少ないので、
あまり神経質になる必要はありません」と書いてある。
おおざっぱで、豆が大好きな私には、お気楽な本だった。
豆料理の初心者におすすめ。
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「豆」というと、サヤに入ったものか大豆の水煮くらいしか買ったことがなかった私。
乾燥豆はどうにも使いにくい(メンドクサイ)印象があって敬遠していました。
この本は、「豆を自分で茹でたことがない」という人にピッタリです。
選び方や保存方法なども紹介しています。
下準備が必要な手間のかかる豆たちですが、
おいしく優しく煮えたときの喜びは予想以上に大きいです。
実は失敗して、はじけてしまったのもあったのですが、
見た目は悪くてもおいしくできたのもうれしかったです。
「失敗しても大丈夫」と思えたことで、ぐんと豆料理のハードルが下がりました。
また著者のお豆たちに対する愛情がヒシヒシと伝わって、
読んだだけでもホッコリ温かい気持ちになれます。
盛りつけの写真もキレイで、器の使い方も参考になりました。
レパートリーが広がります
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いろいろな種類の豆料理が紹介されています。伝統的な煮豆から洋風、中華のジャンルまであり、さまざまな豆の使い方を教えてくれた本です。また、あんの作り方や赤飯の炊き方など、コンパクトながら手順もわかりやすく、内容も充実しており非常によい本だと思います。「豆は体にはいいとはわかっていても使い方がわからない、面倒くさそう」という戸惑いを払拭し、豆料理を身近なものにしてくれます。
黒豆をおいしくかんたんに煮る
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黒豆を煮るときに、できるだけシンプルにやりたいと考えていたときに
この本に出会いました。
ほとんどの場合「重曹」を入れて、と紹介されているけれど、
ここでは、グラニュー糖、しょうゆ、水だけです。
これだけで、とてもかんたんに、おいしくできます。
子供も大好きです。