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塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)

価格: ¥1
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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百鬼夜行シリーズの短編集。結末は未完。 ★★★★☆
京極堂シリーズのキャラクターが巻き込まれる事件、5作品の短編集ながら、西尾維新風にいえば問題編といったところでしょうか?あまりなじみのない妖怪にまつわる5つの話に、カルト、洗脳、記憶、自我など問題を内包させています。各短編は解決せず、次作の「塗仏の宴 始末編」で答えが提示されます。
宴の支度 ★★★★★
当時京極堂の新作かと暢気に手に取ったものの驚愕。
私的にが第一部ヤマ場を迎えた作品、シリーズを総括する序章といいますか。
織作茜が関口が木場の身内が…これだけ入り組んでストーリーは錯綜しているにも拘わらず読んでいて時系列がごっちゃにならなかったことにも吃驚。
分厚くていいv ★★★★☆
まず、京極夏彦さんの著書の何が良いかと言うと、やはり本の分厚さ!(笑)
読み終わった後に達成感さえ湧きますv
難点としては、本が壊れやすい(破れやすい)ので、図書館で借りると、背表紙と本が分裂していること。
まぁ、買えばいいわけで・・・
内容は、今回も榎木津探偵がかっこよかったですv
彼は、サイコメタリストなのかな。
人の過去が見えるらしいです。
そんなもんが垂れ流しに見えてたら、ちょっとしんどそうです。
催眠術や薬物で人は操れるのか!?というゲーム、最初はバラバラに思えていたいろんな枝が、最終的に一つにまとまる手腕は、いつものことながら素晴らしい!
二回読むと、なおよくわかると思います。
関口センセ、壊れてないといいなぁ。
道具立ての割には中身が乏しい ★★★☆☆
「京極堂」シリーズの第6作。「村が消滅した」というキャッチ・コピーとこれだけの大部である事から期待して読んだが、正直期待外れだった。この他、盛り沢山の趣向があるのだが、本質的に面白くないのである。以下ではネタを割っているので、知りたくない方は飛ばして下さい。

まず「村が消滅した」話は、読む前、村(人)が消滅したと早合点していて、それなら怪異譚や不可思議現象に繋がると予想していた。ところが、読んで見ると「村人が入れ替わった」という説明でガッカリした。そんな事ができるのは国家権力しかないではないか。

この他、前作の犯人を殺害の被害者にさせ、しかも犯人として関口を捕らえさせるというエピソードを挿入しているが、これは関口の精神構造に全面的に依存したもので、感心できない。

更に、新興宗教、気功道場、謎の少年等を登場させ、紙面を賑わせているが、それに関る不可思議な事件が全て「後催眠」で説明されるのはヒドイと思った。元々、本シリーズは本格ミステリを目指したものではないので、全て合理的に説明しろとは言わないが限度がある。「後催眠」で全てが説明できるなら、どんな不可能犯罪でも可能になってしまう。

分量の多さ、趣向の多様さに反比例するかのように中身の乏しい作品で残念である。
ココロが不安定に・・・ ★★★☆☆
 レギュラー人が次々と不可解な出来事(事件)に巻き込まれていくのですが、何とも後味の悪さと言うか気持ちの悪さに苛まれました。「はやく!はやく!京極道!憑き物を落として〜!」とコレほど思ったことはないかも・・・
 この巻のラストは驚愕!手元に『始末』の巻を用意して置くことをオススメします・・・