くろにゃんこ堂
★★★★☆
「妾は人を殺したことがあるんでございますよ」 宇多川 朱美は夢を見る。自分が骨になる夢を――。そして、自分の中に他の女の記憶が混濁する。見知らぬ男と交わる・・・ 首は切ってしまったはずなのに、死人が戻ってくる――。 これはどちらの記憶なのか・・・? ◇京極堂が憑き物落としするまで、まったく朱美の「夢」のからくり(?)が分かりませんでした。あ~そーゆうことか~!というカンジです。 もともと謎解こうと思って読んでいるわけじゃありませんが、たぶんこーゆうこと?と思って読んでいたらまったく違っていた(汗)そりゃそうだ!
軽~い本の乱読屋
★★★☆☆
京極堂シリーズ第3弾
悲しいすれ違いが生む悲劇?
それとも『神』榎木津誕生?!
黒猫堂
★★★★☆
京極堂シリーズ3作目。「いさま屋」こと伊佐間が耳に挟んだ不思議な出来事を調べる為、関口は逗子を彷徨う。海に浮かぶ髑髏、闇の宗教団体、何度殺しても生き返る男等、少々おどろおどろしい感じです。朱美の喋り言葉が結構好きだったりするのサ。それにしても毎度思うのですが、京極堂が語る話の意味を全て理解出来たら、博識になれそう。私には難解過ぎて、未だ読むだけしか出来ません。
MARBLE HEART
★★★☆☆
1995年5月発行■『「いさま屋」が耳にはさんだ不思議な出来事を調べるため、悩める前衛私小説作家関口は逗子を彷徨う。惑乱の末、解決を求めて尋ねた京極堂の主は彼に何を教える?』■□《感想》□■now writing...
悠々堂
★★★★★
私が最初に手に取った京極作品、ということで、かなり思い入れがあります。後半の、榎木津さんの、教会での長台詞にノックダウンされました。信じる者は救われる。そうですよね!という感じです。
魍魎で、なんだか中途半端な(失礼)登場を果たした、伊佐間さんが活躍します。のんびり自適に暮らし、茫洋として思慮深い伊佐間さんは、私の理想です。資本主義経済に慣れきって、権力に倣うことに慣れきってしまった私はまだまだですが(トホホ)。「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」と、暗くおどろおどろしいものが続きましたが、作中の事件自体は遣り切れなく悲しいものでありながら、こちらはなんとも飄々とした読後感です。この「飄々」こそ、伊佐間さんによるものなのか、陽気な骸骨としての性質をもつ狂骨によるものなのか…。生きた狂骨が伊佐間さんということなのか。
炎月堂
★★★☆☆
【ノベルス】
妖怪シリーズ3作目
海月海
★★★★☆
京極堂シリーズ第3弾wざぁざぁと響く波潮、海の底へと落ちていき、私はすっかり骨だけになった。それは夢か幻か。
前二作はおどろおどろしていましたが、この『狂骨の夢』は題材が骨だからかもしれませんが、全体的にさらさらした印象を受けますw…といいましても、何度も何度も首を切っても生き返ってくる男、黄金の髑髏を狙う僧達w妖しさ満載ですがw
B.P annex
★★★★☆
明美さんの言い回しが好きでした。記憶力をフル活用しないと終盤辺りで混乱します。
CyderWorksBooks
★★★☆☆
Now writing...
もも蜂堂
★★★★☆
シリーズ3作目にして、そうです。もうお分かりですね(笑)このシリーズの骨組みをさらして見せてくれています。だから、言ったではありませんか「故獲鳥」の仕掛けが飲み込めないと、本作の仕掛けも飲み込めないのです。「この世に不思議なことなど~」そうです。無いのです。
蓮月堂書店
★★★★★
妖怪シリーズ三作目。
今度は逗子が舞台となっています。
アルビレオ
★★★☆☆
暗い夢を見てるような・・・このシリーズに出てくる人物は個性的で覚えやすいんですが、ほんとに多くて・・・
匣屋堂
★★★★★
京極堂シリーズ三作目。シリーズの中で私的には一番印象が薄い作品です。4度夫を殺した朱美・関口とキャラがかぶってそうな元精神科医降旗・牧師の白丘。怪しげな宗教も出てきたり。昔に読んだので内容を大分忘れています。読み返したらまた書評します。
元直書房
★★★★★
初作も話が長くて大変でしたが、今度はえんえんと脳の話を聞かされることに。
どこからどこまでが誰の独白なのか考えるうちに混乱してくる作りになっています。しかしホネホネホネ、みんな骨がそんなに好きなのか?うーん。
月之極堂
★★★★★
妖怪シリーズ第三弾。今のところ、これが一番好きかな。いや、これまでしか読んでないのですが(汗)今度は、髑髏とか妖しい宗教とか。あ、宗教は前作もか。この作品以降も、たくさん出てます。えぇ、それはもう…。
浅草文庫亭販売所
★★★★☆
一回目はよく分からなかったけど二回目に実は壮大な話だった、ということにきづいた。
★ たるたる屋 ★
★★★★★
3作目。以下続刊です♪「憑き物」という名の思い込み…と言うか、妄念を落とす中禅寺さんは冷めてるようですが、人思いですよね~。
関西堂
★★★☆☆
幾つもの事件、広がる波紋と不幸。
やがて・・事件の全貌が見えてくる・・・。
夢を見ていたのは誰だ?
なんといっても京極堂と榎木津がカッコイイ!
book-worm
★★★★☆
骨ですよ。骨。人は甦りません。当たり前なのです。京極氏の本は分厚くて読みにくいこと極まりないんですけど。でも夏とかに読むと、すっごい良い!彼岸に行っちゃう(笑)これはまだ読みやすかったかな。
Book-swing
★★★★☆
作中の人物達の幾筋ものストーリーに頭がこんがらがりそうになりながら(笑)読みました。「?」と思いながら読んでいましたが、最後で「なるほど~」という感じ。筋立てが巧みですねぇ。
民翁
★★★★☆
殺したはずの男から犯される。あしかも何回も・・・恐ッ。でも、悲しい話です。
来夏
★★★☆☆
不幸な話。
救いがない。
誰も悪くはないところが余計に
巨石支部
★★★★☆
ぶ・・分厚い。腱鞘炎の私にはちと辛い。漢字が読めない。
初めて読んだのですごく時間かかりました。
匣屋堂
★★★★★
京極堂シリーズ三作目。シリーズの中で私的には一番印象が薄い作品です。4度夫を殺した朱美・関口とキャラがかぶってそうな元精神科医降旗・牧師の白丘。怪しげな宗教も出てきたり。昔に読んだので内容を大分忘れています。読み返したらまた書評します。
CLOVER
★★★☆☆
みごとにはまって
自分でも夢を見ているかのようだった
読み終わった後も なんだか
少しの間放心状態だったような・・
虹色書房
★★★★☆
京極堂シリーズは高校生の時から読み始めています。
これは最近読み返したので感想が書けるんですが、他の作品はけっこう忘れちゃってるのが多かったりします。
私は伊佐間さんと朱美さんの関係がなんだか好きですね♪
南北朝時代の事を少し知ってると作品にも入っていきやすいんじゃないかな。流し読みしては着いていけませんです。
ぽんきち庵
★★★★★
シリーズの中で、三番目に好きな作品。この先のシリーズ作品ではエノさんがあまり活躍しなくなってしまうので、エノさんファンはこれと前作『魍魎の匣』を堪能しましょう。あとはエノさんが主役の『百器徒然袋~雨』だね。
かなり頭を整理しながら読まないと、最後のタネ明かしの場面で頭がこんがらがる事請け合い。骸骨にまつわる人々の背景と年代、事件が起こった場所をキチンと頭に入れながら読み進めよう。1995年5月読了。
爺丸の本棚
★★★★☆
上の二巻の登場人物が入り乱れて骨骨骨の大混乱。
練馬大根亭
★★★☆☆
京極堂シリーズ第三弾。海に浮かぶ髑髏、闇の宗教団体、何度殺しても生き返る男など今回もあやしさ満載。京極堂薀蓄により仏教と神教の複雑な歴史を垣間見ることができる。下手な歴史書より勉強になること間違いなし!
マイブーム・ミステリー
★★★★★
表紙だけを拝見すると、髑髏べー様(あ、お歳が、お育ちが知れてしまう!)を彷彿とさせる、お間抜けな“狂骨”で。でも、読んでみると、ぞーっ!怖い。読んでいて感じる、このどうしようもない、不安。私はいったい、誰のお話を読んでいるんだろう?「ここは、どこ、私は誰?」という台詞が、陳腐なギャグとされてしまったのは、なんのせいだったかは忘れてしまいましたが、これって生きていく中で一番の不安要素では? 前回よりさらに、出番が多くなり、お惚け探偵呼ばわりされている榎木津さんですが、難しい場面が続くと「あー、ここいらで一発、礼二郎ちゃん、かましてくんないかしら?」と大きな期待をかけています。大好きです。
ヒマなときに読む本屋
★★★★★
京極堂シリーズの3作目。個人的になんとなく影が薄い印象です。たぶん、ほかのに比べてあんまりグロテスクじゃないからでしょう。でも、映像化したらスゴイと思う。静かだから余計に怖さが増すってことあるからね。
海賊屋
★★★★☆
妖怪ミステリ第三作目。
海鳴りが嫌い。夜毎骨になる夢を見る。死者の復活。謎の憲兵。復員服の男。黄金髑髏。これらを繋ぐ糸を手繰るは、拝み屋京極堂。
(文庫版あり)
BOOKS ゆうが
★★★★☆
狂骨・・・風に揺れてカラカラと。
シリーズ第3作。
文庫版出てます。