今日、家族の絆は危機に瀕している

そんな危機感を持っていらっしゃる方は少なくないと思います
コヴィー氏もその一人。
本書は、その危機に立ち向かう決意と、そのための素晴らしい解決策で満ちあふれています。

彼は、社会の最小構成単位である家族を、安らぎに満ちた、深い満足感と喜びの場所にすることこそが、
「最高の社会貢献」であると述べています。
本書からは、コヴィー氏の、危機に瀕した家族関係の再生への強い決意を感じます。

本家「７つの習慣」の家族板ですが、本家よりも分かりやすいし、具体例が本当に感動的なものばかりです。
家族関係で悩む人々の辛さ、苦しみや、それを乗り越えようとする真摯な努力…

本書は、家庭の崩壊に悩むお父さん、お母さんへの応援メッセージだと思います。
家族のことを思うとき、喜びではなく胸の痛みを感じるんだ、という人には、ぜひぜひ読んでほしいです。すごいオススメです。
７つの習慣、が気に入らなかった人も、本書はぜひ読んで欲しいです。

１つでも、幸せな家族が増えることを願います

ビジネス書としてベストセラーとなった「7つの習慣」のファミリー編です。
７つの習慣がビジネス向けに書かれているのに対し、こちらは家族関係に焦点をあてて書かれています。

人間の生活するうえでの基本原則が分かりやすく説明されています。
基本原則を守れば、おのずから人間関係は築かれ、ましてその効用は家族関係の絆をより深めることが理解できます。

家族関係がうまくいっていない場合、問題は自分の中にあり、基本原則を理解し実行すれば、その修復は可能です。

もちろん家族だけでなく、友人関係等さまざまな人間関係に活用できます。

いろいろな方の具体例も紹介されているので、飽きずに読み終えることができる点も良いと思います。

題名の割には難しい内容ではありません。

また、できれば「７つの習慣」を読んでからの方がより理解が深まることと思いますが、こちらだけを読んでも全く問題ありません。

人間関係に自身がある方でも、是非一度は目を通していただきたいと思います。

　本家7つの習慣を読んだあとに読みました。わかりやすさという点ではすばらしく、本家で挫折された方にもお勧めできます。すばらしい家庭を築くために是非読んでいただきたい1冊です。この本でも挫折する方は7つの習慣ティーンズをどうぞ。

この手の本は、論理や原則は理解できても、実際にどうすればよいか皆目見当の付かないようなものが多いと警戒していた。しかし、この本に書かれている、基本原則と、それにまつわる具体的事例を知ることで、実戦可能なアイディアや対処法が湧いてくる。そしてそれを実践することが実に楽しい。というのは、必ず家族全員にとって良い結果を導けるから。この本の考え方を知り、実践していれば、家庭崩壊は決して起きえないとさえ感じる。

「7つの習慣」シリーズのファンで、ずーっとファミリーも読みたいと思っていました。でも、前のファミリーは絶版になってしまって、なかなか手に入らず･･･。今回新訳で出版されたので、早速読んでみました。

家族で実践できる演習や、具体的な事例がたくさん載っていて、すごく分かりやすかったです。堅苦しい自己啓発本は苦手でも、すんなりと読めると思います。お勧めです。