秋水はいかに設計され、造られ、墜ちたのか。搭乗員犬塚大尉の最期を具体的に、また、雷電好きには馴染み深い332空・柴田司令&山下飛行長が332空を去ってどうなったのか 初めて知りました。
水上機としてのみならず複葉機としても非常に洗練されたフォルムを持つ零式観測機。それに加えて「空中戦で戦闘機を多数撃墜」という伝説も手伝って結構ファンがいる様子。その伝説を、記録に基づいて分析しています。
史実よりもファンタジー要素が多い震電の伝説。それをデザインした鶴野氏とは。そしてそれを実現した九州飛行機とは。初見の情報満載でした。
12対27、全機撃墜。あまりにも有名な零戦のデビュー戦を分析。
「零戦燃ゆ」その他、数多の戦記物は空戦について、多く伝聞・伝説によっているようですので、それを補完する目的にも好適。