欧州の今を知るために
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満州事変を起こした張本人である石原莞爾が軍事を語る上で「けんかは何と言っても欧州が本場であります」と繰り返し感心している欧州。その欧州の大人たちが自分達の今を見つめ直し、人間の強さを子供たちに伝えるために書き上げた入魂の教科書。熱い想いに溺れること無く、敢えてクールに書き綴る姿勢が胸を打ちます。既に改訂版が出ています。
教科書というより百科事典
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価格は高いが、家庭に一冊あって、損はないだろう。かなり詳しいので百科辞典的な使い方をした方がよい。パラパラ見ているだけでも参考になる。
西洋史を生で感じることのできる本
★★★★☆
大学の参考文献としてこの本を読みました。ただの歴史的事実の羅列ではなく、実際なぜその事実が起こったのか、その根拠は何か、どのような関連性があってそのような出来事へと繋がったのか、がとことん理解できるように丁寧に解説してある本です。インターネットのみならず、ビジネスにおいても世界中の人々とコミュニケートする時代、会話の内容を充実させる目的のみならず、世界の人々をより理解する為にも、単一国民族である日本人の私達にはとても良い本だと思います。