印象的な表紙と帯で、思わず手に取ってしまいました。
折原ミステリを読むのは初めてです。
中盤のトリックは少し面白いなと思ったんですが、後半はかなり置いてきぼり感が…。
新しい展開があってもあまりのめり込む事が出来ませんでした。
でも、他の作品も読んでみたいなという気になったので★3つ。

叙述トリックの名手折原氏が贈るミステリ愛好家のための作品。折原氏の場合、読者が叙述トリックが使われているという前提で読むので大変だと思う。

本作は、老大家と若いミステリ作家志望の女性という設定で逆に構想が読めてしまうものの、このトリックがミステリ愛好家の夢を実現(?)していると考えると微笑ましい。折原氏の作品としては平均点の出来か。

折原氏には今後も情熱を持ち続けて本格ミステリに打ち込んで欲しい。

読み終わった後の騙された感がかなり強い作品でした。
全ての真相を知ってからもう一度読み返すと、納得出来るのでまた楽しめます。
でも冷静に、最初から疑って読めば、案外分かってしまうかも知れません。トリック解きに挑戦してみたら面白いと思いますｗ
でもラストは何だかくさくて、余り気に入らなかったので星４つ。

またまた　楽しませてもらいました
しかも、表紙がいい味でてるんですよね～
表紙を見ただけでも中身が早く読みたくなるのです！
その表紙にも期待はずれはしなく　まさにこの情景でのストーリーが
ひしひしと伝わり　自分が体験したような錯覚におちいりました
ストーリーもまただまされてしまいました
この方の本は作家が主人公というのが多いのですが、見事にその人物を
うまく作り上げ　なんともいえない味がでてるんですよね～
まだ　私はこの方の”倒錯シリーズ”を読み終えたばかりだったので
この本も似たような感じに思うとこもあります
倒錯シリーズは　ぜひオススメです
三部作なのですがかなりはまります！！