「エルマー ぱっちり めが さめた/おはよう みんな あさだよー」。朝、誰よりも早く、ごきげんで目覚めたエルマーがまずすることは、水浴び。散歩をして、お昼ごはんを食べ、楽しく遊んだあとは、大好きなお風呂に入って、おやすみなさい。「バシャ バシャ バッシャン!」と楽しそうにおふろに入るエルマーを見たら、お風呂が嫌いな子どもも、お風呂に入りたくなるかもしれない。最後のページで、星空の下、笑みを浮かべながら眠るエルマーの満足そうな顔が、充実した1日を物語っている。
世界中で愛されている「ぞうのエルマー」シリーズのボードブック。堅い厚紙でできていて破れにくく、角も丸くカットしてあるから、小さな子どもも思いきりめくれる。読んであげるなら2歳から。(門倉紫麻)