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傷―邦銀崩壊〈下〉 (文春文庫)

価格: ¥540
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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女性の執念・・・ドラマです ★★★★☆
下巻でだいぶヒロインの目的が浮かび上がってきます。
ほんとにここまでできるのか、と疑わしく思いながらも、ここは小説、ヒロインの過去の「傷」がすべての行動を可能にしたのだと妙に納得させられました。

金融再編期に実際に起こったいくつかの事例が織り込まれていて、景気が上向いてきた現在でも当時の動きを思い起こさせるストーリー展開でおもしろかったです。
経済小説として、というよりもヒロインを突き動かした深層の謎解きがおもしろかったですね。
男性はどうこの小説を読まれるのか気になるところです。
つい ★★★☆☆
この作品では、自分の傷とともに生きる様々な人間が登場する。
主人公は自分の傷のために繰り返し心傷つけられる。
自分たちの傷を隠蔽した男たちの犠牲になった愛する者への復讐を誓う。
これをサポートする男性も心に傷を持っている。
敵であるキャリア官僚は「傷持つ者」をいとも簡単に排除する、または存分に利用することで生きている。
幸田真音の小説に登場するスーパーウーマンたちの資産運用への鮮やかな仕事ぶりを描く部分は
「そりゃ、あり得ないだろ」
と突っ込んでしまうが、男社会で突っ張っている彼女たちの凛とした姿勢に、つい感情移入させられてしまう。
いろいろとトレンドをおっかけてはいるが・・・ ★★☆☆☆
 当時のトレンドに乗っかり小説を書いてみるも、やはり著者の経験が外資のバックオフィススタッフだけあって、それ以外の分野はどこかの受け売りが素地になっている。話の展開も、なんとなく人情小説で主人公があまりノウハウもなさそうなのに物事がうまくいくという典型的なご都合主義にかためられた設定、恋愛要素も安っぽい。。。
美学を感じた ★★★★★
最後に自分の身ごと日本経済を私物にしたやからたちを道ずれに
司法の裁きに引きずり込む主人公洲波、これには経済小説の描く
世界観を大きく超えて、人間の美学すら感じられました。
彼女のめぐった辛い人生、そしてこの小説のクライマックスで彼女が
選択したその高潔な決断。これはハートにぐっと来ます。
幸田さんの小説は経済小説の域を超えて人間小説です。
また次を読もうっと。
傷の下巻を読んで ★★★★☆
上巻がニューヨークを舞台に主人公「州波」の完璧な非の打ち所のない姿を描いたものとすれば下巻は東京に場所を変えて、州波の本当の姿をリアルに著している。本当の姿とは我々人間が誰しも持っている弱い面や失敗、トラウマなどであり、それらの「傷」を隠して生きる人間は表面的には大変強く完璧な人間に見えるが、強い人間ほど深い傷があることを州波を通じて我々に考えさせてくれる。
全体的にスピード感があり人間描写はもちろん金融についても書かれてあるので金融業界の方には特に面白く読めるのではないでしょうか?